&TEAM、日韓で見せる完成度の高いパフォーマンス 一糸乱れぬステージを叶える膨大な練習量と楽曲理解

 4月21日に3rd EP『We on Fire』をリリースした&TEAM。直近では音楽番組への出演も相次いでおり、彼らのパフォーマンスの完成度の高さにあらためて注目が集まっている。

&TEAM、「We on Fire」から感じる熱量

 4月27日には『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)に出演し、同EPのタイトル曲「We on Fire」を披露した。ブラックを基調とした衣装で、“炎”を想起させるような赤いライトに照らされながら熱くパフォーマンス。「We on Fire」は完全燃焼の果てに負った傷や経験を燃料に、再び自身に火をつけて次の挑戦へ進んでいくという覚悟が込められた作品だ。エネルギッシュに歌い踊る姿からは、彼らのそうした強い意志と、これからも前進し続けようとする熱量が感じられた。

We on Fire - 앤팀 (&TEAM) [뮤직뱅크/Music Bank] | KBS 260424 방송

 &TEAMは昨年10月に韓国1st ミニアルバム『Back to Life』をリリースし、韓国デビューも果たした。韓国の音楽番組への出演機会も増えており、たとえば4月24日に放送された『MUSIC BANK』(KBS)ではウェスタン風の衣装で登場。「We on Fire (Korean ver.)」を披露した。&TEAMといえば9人の一糸乱れぬ“シンクロダンス”が最大の武器。この日のパフォーマンスも彼らの強固なチームワークを感じさせるものだった。

&TEAM 'We on Fire' Dance Practice

 冒頭からそろった動きで心を掴まれるほか、なかでも圧巻なのは曲の後半部分だろう。ラストのサビから、KをセンターにV字型に広がり、手で炎が燃え上がるのを表すような動作や〈higher〉にあわせて両手の人差し指を上へと向けていく振り付けがあるのだが、手と連動した顔の動かし方、スピード、足の伸ばし方まで9人全員がそろっていて美しい。続く目まぐるしいフォーメーションチェンジも鮮やかで、最後に背を向けて歩き、ターンして体を揺らしてからステージを去っていくまで、思わず見惚れてしまう。

 昨年、3rdシングル『Go in Blind (月狼)』と韓国デビュー作『Back to Life』がどちらもミリオンを達成し、日本と韓国の両方でミリオンを達成した初の日本アーティストとなった&TEAM(※1)。『We on Fire』も「ハントチャート」のリアルタイムチャート基準でリリース初日に108万枚を売り上げ、3作品連続ミリオンの快挙を成し遂げている。そのヒットの秘訣としては、やはり9人で魅せる圧巻のダンスパフォーマンスのクオリティの高さがひとつとして挙げられるだろう。

&TEAM、シンクロダンスの秘訣は?

 4月22日に放送された『夜の音 -TOKYO MIDNIGHT MUSIC-』(日本テレビ系)に出演した際には、「&TEAMの極限までそろうシンクロダンスはなぜ生まれるのか?」というテーマでのトークが繰り広げられた。K曰く、練習の際に振り付けのポーズの写真を撮り、手の上げ具合や角度などの細かい部分まで、どのメンバーの形に合わせるかを全員で話し合うのだという。また、HARUAは「曲に対する解釈や理解をみんなで一つにすることが大事」と語り、この振り付けが何を意味しているのか共通認識を持つことを大切にしていると明かしていた。

&TEAM 'Under the skin' Dance Practice (Fix ver.)

 もちろん、膨大な量の練習も欠かさない。デビュー曲の「Under the skin」に関しては、3カ月かけて朝から晩まで踊り続け、仕上げていったという。一方で、デビュー4年目を迎えた今は個人での仕事も増え、全員が同じ時間に集まることが難しくなっているだろう。そうした状況のなかで、「We on Fire」はわずか5日間で完成させたというのだから驚きだ。グループ内で動画を共有し合い、自分が練習に出られない時も動画を観ながら個人単位で精度を高めていったという。「We on Fire」の完成されたパフォーマンスは、こうした彼らの地道な努力の結晶にほかならない。こういった方法が成立したのは、これまで培ってきた技術と、メンバー同士の揺るぎない信頼関係があってこそだ。

 &TEAMのシンクロダンスは、徹底した楽曲理解と細部にまで及ぶこだわりのもと、9人の感情が一つに重なることで生まれているのだ。日韓の音楽シーンを横断しながら支持を広げ続けている&TEAM。彼らの炎はこれからも燃え続け、さらなる広がりを見せていきそうだ。

※1:https://golddisc.jp/award/40/best-album04.html

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