歌謡サバイバル『現役歌王JAPAN』で過ごした青春、新曲で挑む新境地 二見颯一&TAKUYA “絆”対談!

二見颯一&TAKUYA、ともに過ごした青春

サバイバル番組を経て演歌に還元する「もっと触れやすいものにしたい」

二見颯一「古都の雪」MUSIC VIDEO

――TAKUYAさんの歌声は、演歌にも合いそうだなとも感じました。

二見:絶対合うと思います。TAKUYAさんの歌は、言葉がはっきり聴こえるんです。歌っている内容が文字として頭のなかにすっと入ってくるというか。滑舌がいいというのとも少し違うんですけど、何を歌っているのかがちゃんとわかるのって、演歌ではめちゃくちゃ大事なんです。

TAKUYA:そこは、僕もすごく意識していることかも。どの会場でリハをしても、一度(ステージの)外に出て、歌詞が言葉として届いているかを必ずチェックするんです。どうしてもサウンド感だけで気持ちよくまとめがちなんですけど、スタッフさんたちには「何を言っているかわかるようにお願いします」と本当に何度も伝えています。ライブの雰囲気だけで終わってほしくないので。

――ちなみに、TAKUYAさんは演歌に馴染みはありますか?

TAKUYA:正直、あまりないんです。幼稚園か小学校低学年くらいの頃に氷川きよしさんの曲が一気に広まった時に、車のなかでずっと歌っていたら両親が笑っていた記憶が残っているくらいです。祖父が演歌好きではあったんですけど、いつも歌詞のない演歌っぽいメロディをオリジナルでずっと口ずさんでいましたし(笑)。物心がついてからはORANGE RANGEとかを聴くようになって、演歌にはほとんど触れずにきました。

二見:氷川さんって、演歌を歌うアーティストでありながら、デビューの頃から“みんなが知っている歌手”だったんだと思います。僕は5歳から民謡はやっていましたけど、演歌はまったくやっていなかったんです。変声期で声が出なくなって、ボイトレに通った時の教材がたまたま演歌で、そこで出会えた。もし教材が違っていたら、演歌歌手にはなっていなかったと思います。

――今の二見さんの活動は、演歌に馴染みのない人にとっての入口にもなっていると感じます。

二見:演歌を歌う若手はたくさんいますけど、全員が全員、いわゆるド演歌かと言われたら、そうでもないと思っていて。歌謡曲っぽい人もいれば、(新浜)レオンくんみたいにポップス寄りの人もいる。だから、演歌歌手のハードルはそこまで高くなくていいのかなって最近は思うんです。「こぶしを入れないといけない」「ロングトーンができないといけない」みたいなイメージもあるけど、演歌自体の形が変わってきている。演歌をもっと触れやすいものにしたいですね。正直、演歌は流行のド真ん中にいるジャンルじゃないので、何か引っかかりがあればいいな、って。『現役歌王』は、その引っかかりにもなったと思うし、演歌につなげていくのは簡単ではないけど……課題でもあります。

――最後にオーディションを経て活動の幅も広がった今、おふたりが歌い手として目指している姿を聞かせてください。

TAKUYA:もともとJXJとして、「もっと広がっていけたらいいよね」という思いで挑戦した番組だったので、反響も含めて手応えはしっかり感じています。ただその一方で、まだまだできることがあるなとも思っていて。グループをふたつ掛け持ちするのは人生で初めてなので、最近ようやくスケジュールの感覚もつかめてきて。「ヤバい、忙しいな」って思う瞬間もあるんですけど、こういう日々って、振り返るとちゃんと自分の身になっていることが多いんですよね。JXJで頑張ったことがKAWANGに活きたり、KAWANGで積み上げたものがJXJに返ってきたり。そういう循環が、これからもっとはっきり見えてくる気がしています。スタイルは違っても、どっちも全力です。計算して動くのは得意なほうじゃないので、とにかく「今できることをちゃんとやる」を積み重ねていきたい。その先で、「やってよかった」と思える結果に繋げられたらいいなと思っています。

二見:3月から8年目に入りますが、7年目に得た経験を次にどう活かすかが今のテーマで。それ自体が、いいプレッシャーになっています。まだ挑戦したいことはたくさんあります。うまくいかなかったことも含めて、全部が次に繋がる感覚がある。韓国で『現役歌王』に挑戦したのも、「殻を破りたい」という思いからでしたし。そこで得たものを糧に、これからどこまで成長できるか。最終的に答えをくれるのは、お客さんの反応だと思っているので、ひとりでも多くの人に、僕の歌やパフォーマンスを「いいな」と言ってもらえるように頑張りたいです。

TAKUYA(JXJ)&二見颯一(撮影=はぎひさこ)

■リリース情報
シングル『古都の雪』
発売中

風盤 配信URL:https://lnk.to/kotonoyuki_kaze
月盤 配信URL:https://lnk.to/kotonoyuki_tsuki

風盤『古都の雪/笹風峰唄』(CRCN-8826/税込1,550円)
01. 古都の雪(作詩:柳田直史/作曲:四方章人/編曲:伊戸のりお)
02. 笹風峰唄(作詩:柳田直史/作曲:四方章人/編曲:伊戸のりお)
03. 古都の雪(オリジナル・カラオケ)
04. 笹風峰唄(オリジナル・カラオケ)
05. 古都の雪(一般用カラオケ 半音下げ)
06. 笹風峰唄(一般用カラオケ 半音下げ)

月盤『古都の雪/月と恋』(CRCN-8827/税込1,550円)
01. 古都の雪(作詩:柳田直史/作曲:四方章人/編曲:伊戸のりお)
02. 月と恋(作詩:兼上佳子/作曲:丸山貴幸/編曲:高橋哲也)
03. 古都の雪(オリジナル・カラオケ)
04. 月と恋(オリジナル・カラオケ)
05. 古都の雪(一般用カラオケ 半音下げ)
06. 月と恋(一般用カラオケ 半音下げ)

二見颯一 オフィシャルサイト:https://bigworld.la.coocan.jp/tal4_futami.html
ブログ:https://futami-1026.theblog.me/
X(旧Twitter):https://x.com/futami_so1
Instagram:https://www.instagram.com/futami_stagram/
YouTube:https://www.youtube.com/@futami-so1

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