【櫻坂46座談会】武元唯衣×向井純葉×村山美羽×浅井恋乃未が語るグループの変化、国立公演への覚悟

櫻坂46 武元×向井×村山×浅井 座談会

メンバーによる「The growing up train」解説

武元:ここからは、14thシングル『The growing up train』の話をしていきましょう。まずは表題曲の「The growing up train」について。ここは2人(向井、浅井)に話してもらおうかな。

向井:今回、振りの中に目線を合わせたり手を繋いだりする場面が結構あって。私は四期生の佐藤愛桜ちゃんとペアだったんですけど、フレッシュなパワーをもらってすごくウキウキしました(笑)。同期とも手を繋ぐ場面があるんですけど、面白いことにこんなにキラキラしている同期を観たのが初めてってぐらい新鮮で。曲調や歌詞、振り付けだったりに影響されたところも大きいとは思うんですけど、メンバーの生き生きとしている姿を間近で見ることができて嬉しかったです。

櫻坂46(撮影=加古伸弥)

浅井:私はこの曲で初めて先輩たちと一緒にMV撮影をしたんですけど、四期生だけで撮影した「死んだふり」や「Alter ego」とはまた違った感覚でした。もちろん新鮮さもあったんですけど、先輩方の笑顔とか明るい表情をたくさん目にしていると、最初は緊張していた私もどんどん自然と笑顔が溢れてきて。特に、2サビのところで(藤吉)夏鈴さんと四期生の3人(浅井、佐藤、山川宇衣)とで同じ振りで踊らせていただくシーンがあって。

武元:膝をついて回るところだよね。あそこ、一番好きなの。

浅井:嬉しいです(笑)。あそこは踊っていてすごく楽しかったですし、先輩と同じ振りを、同じ瞬間にやらせていただけるのもすごく嬉しかったです。もちろん最初は不安もあったんですけど、制作させていただく中で先輩方の優しさや温かさにたくさん触れて、かつ表情も明るかったので、終始楽しかったです。

向井:四期生ちゃんたち、撮影中も撮影の合間もすごく頼もしかったですよ。振り付けの中に、各自フリーで踊る場面があったんですけど……。

浅井:最後に「自由に動いてみて」っていうシーンがあったんですけど、今まで自由に踊るなんてことをやったことがなかったので、その場で先輩の姿を見て学びながらチャレンジしました。そこですごく印象に残っているのが、夏鈴さんの笑顔とパフォーマンスで。“目を奪われる”ってこういうことなんだって実感しましたし、いつか私もこうなりたいって改めて思いました。

武元:これからもっといろんな面を見せてくれるだろうから、楽しみだよ。私はこのMVを観ていて、さっき挙げた膝をついて回るシーン……あれが2サビの後半だと思うんだけど、そこからDメロに入るところまでめちゃくちゃ踊ってるじゃない。このMVってリップシーンとか歌っている映像も結構多いけど、自分が一番惹き付けられたのはみんなが激しくがむしゃらに踊っている姿で、それこそが私の好きな櫻坂46だなと改めて思った。やっぱり、メンバーもそういう瞬間が一番いい顔をしてるんだよね。

向井:一緒に踊っていても、みんなの笑顔がすごくキラキラ輝いていて。それもただ可愛いとかじゃなくて、生き生きとしているんですよね。そこがこのMVの魅力なのかなって思います。

櫻坂46『The growing up train』MUSIC VIDEO

村山:私はYouTubeでMVが公開されたのをリアルタイムで観たんですけど、すっごく感動しました。メンバーからは「こういう内容だよ」となんとなくしか聞いてなかったんですけど、確か声を出してめっちゃ歌ったんだよね。

向井:そう、歌いながら撮影してたの。

村山:監督さんまで届くくらい大きな声で歌ったというのを聞いていたから、それを踏まえて観たら、確かに本気で歌っていることが浮き上がる血管からも伝わってきたし、画面越しで観ているこっちにまでその声がちゃんと届いてウルッときました。

浅井:ライブで披露するのが楽しみです。大きな会場で歌うのが楽しみだなって。

向井:ファンの方がたくさんいる場所でパフォーマンスするとすごく映える曲だと思うから、本当に楽しみ。

村山:曲調も、今までのシングル表題曲にないタイプだったから、そこも新鮮だったよね。

向井:そうだね。すごく新しい感じがしたし、なによりセンターの夏鈴さんの新しい表情も見れたし。すべてにおいていい曲だなって思います。歌詞もまたいいんだよね。私、2番の〈生きるって素晴らしい 君に教えられたよ〉って歌詞が本当に大好きで。櫻坂46に生きることの素晴らしさを教えてもらいましたし、先輩にも同期にも後輩ちゃんにも、Buddiesの皆さんにも教えてもらった。ここが私の生きる意味だと思っているので、この歌詞を通じて私のそういう思いをみんなに届けたいなと思いました。

浅井:私も純葉さんがおっしゃっていたところがすごく好きなんですけど、サビの〈大人へのTracks 錆びつかないように〉ってところもかなり心に響きました。金属ってそのまま放っておいたら錆びちゃうじゃないですか。それって人生も同じなのかなと思っていて、敷かれたレールに従っていくような人生を歩んでしまう瞬間とか、周りに合わせてしまう瞬間とかもあると思うんですけど、でも自分の思うように自分だけの道を、大人になっても進み続けてもいいんだなって……この歌詞に背中を押してもらったような気がしています。

櫻坂46(撮影=加古伸弥)

メンバーによる「ドライフルーツ」解説

武元:次は私と美羽が参加しているBACKS曲「ドライフルーツ」について。MV撮影はすごく楽しかったよね。

村山:楽しかったですね。短い時間にギュッと撮影しましたけど、最後のダンスシーンはちょっとの時間でも爆発力を持ってパフォーマンスできた印象がありましたし。それ以外のシーンは3チームに分かれて撮ったので、ほかのチームがどんな感じで撮影したのか気になります。

武元:全体的にシュールで不思議な感じなんだよね。監督さんは今回初めてご一緒する方だったんだけど、1コマ1コマ動きが決まっていて、しかも独特なカメラワークだったりして、ちょっとHIPHOP的な映像感があるのかな。撮影はかなり集中力が求められたけど、そこも含めて斬新だったね。

村山:メロディもかなり印象的。表題曲の「The growing up train」が爽やかな感じだったので、BACKS曲はガツンとした強めの曲がくるのかなと勝手に予想していたんですけど、意外にも色気のある曲調だったので驚きました。特に今回は四期生が加わって初めての曲だったので、この編成でこの曲をパフォーマンスしたらどうなるんだろうって、すごくワクワクしました。

櫻坂46 『ドライフルーツ』 MUSIC VIDEO

武元:確かに、色っぽさがあるよね。それでいて、キュートさもあって。MVを撮る前に曲だけ聴いた時にイメージしたのが紫とかピンクだったので、ここにきてまた全然雰囲気の違うものが表現できるなって、私もワクワクしたなあ。しかも、これだけアップテンポで、音楽的にもすごくおしゃれでカッコよくて、みんなの歌い方とか声のトーンとか、メンバーがどんどん入れ替わっていく感じとか楽しんでもらえそうだなって思った。私も四期生と一緒に作る初めての楽曲だったから、「この子はこんな声で歌うんだ」とかそういう発見もたくさんあって、レコーディングもすごく楽しかったなあ。2人(向井、浅井)はこの曲を聴いて、どうだった?

向井:曲調も歌詞も色っぽさがあって、美羽にぴったりだなと思いました。ダンスもちょっとだけ観たんですけど、大人っぽくてカッコいいですよね。特に今回は四期生が加わって、メンバーの数も増えたじゃないですか。この曲を集団でどうやって表現するんだろうと思うと、今から初披露がすごく楽しみです。

浅井:初めて聴いた時から、すごく頭に残るメロディだなって感じていました。私的には「港区パセリ」を初めて聴いた時と同じ感覚だったんです。あの曲はライブでどんどん成長していって、いわゆる“映える”曲になったじゃないですか。「ドライフルーツ」もライブのたびに見え方が変わって、変化していく曲になるんじゃないかなと思いました。MVがどんな感じになっているのか、私も今からワクワクしています。

櫻坂46(撮影=加古伸弥)

メンバーによる「光源」解説

武元:四期生楽曲「光源」については、恋乃未ちゃんに聞こうか。

浅井:はい。初めて聴いた時は、曲調的に表題曲と似ているところがあるかなと思ったんですけど、じっくり聴いてみるとメロディ的には明るいけど、この曲の主人公にはきっと葛藤や悩みみたいなものがあるのかなと感じて。そういった部分って、私たちが生きていく中で誰もが感じたことがある感情だなと実感しましたし、だからこそいざ歌うと心を込めやすい曲だなと思いました。あと、MV撮影では「本来、振り付けはここまでだけど、あとは自由に動いていいよ!」と言っていただいたんですけど、そういうところでもこの曲で表現したい感情とリンクする瞬間がありましたし、自分の中にある“人間らしさ”みたいな部分をより出せる曲になったんじゃないかなとも感じています。この歌詞に共感してもらえる方もたくさんいるんじゃないかと思うので、大切に届けていきたいです。

向井:恋乃未ちゃんはこの曲のセンターだけど、どう?

浅井:今までの2曲(「死んだふり」「Alter ego」)とはまた全然違ったタイプだけど、私的には好きな曲調でもあったので、そういう曲でセンターに立てることが嬉しかったです! MVの中ではメンバー一人ひとりにフォーカスが当たるシーンも多くて、そういうところでそれぞれの思いやこの曲の捉え方の違いが見られたので、個人的にも興味深かったです。

櫻坂46 『光源』 MUSIC VIDEO

武元:三期生はグループの中でもたくさん期別曲を歌ってきたけど、これまでの3曲を聴いたりMVを観たりして“四期生らしい色”を感じることってある?

村山:「死んだふり」のMVは全体的にメンバーが感情で動いているように見えたんだけど、その中でも山田(桃実)ちゃんがカメラを見上げたりとか、カメラが向けられた時に「ここでしっかり見せる」という意思の強さが伝わってきて。そういう場面での表情作りがすごく上手で……色とはまた違うんですけど、最初から完成されていたなって思いました。三期生の時はそういうのが決まっていなくて、それぞれが自由に動いているところを撮っていただくことが多かった気がするし。

向井:確かに。四期生ちゃんっていただいた曲を、しっかり四期生ちゃんらしくするのがすごく上手。四期生楽曲はもちろん、『新参者』で披露した先輩の楽曲も彼女たちが歌ってパフォーマンスすると、しっかりと四期生ちゃん色に染まるんですよね。そこが素敵だなって思います。

武元:私はまず、この「光源」の歌詞は四期生が歌うことでより響くものがあるなと思っていて。きっとこれから先のアイドル人生で、この歌詞の中にあるような光源だったり、生きがいだったりみたいなものを見つけていくんだろうなって……私はそれをこのグループで見つけさせてもらった側の人間なので、数年後にそういうことを明確に見つけて歌ってくれる四期生の姿が今からすごく楽しみだなって、最初に聴いた時に感じたなあ。

浅井:ありがとうございます! これからも大切に歌っていきます。

櫻坂46(撮影=加古伸弥)

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