BMSG TRAINEE ソロインタビュー Vol.15:LEON、12歳の原石が進む成長の道 「ひとりでも頑張れるようになった」

BE:FIRST、MAZZELに次ぐ、3つ目のボーイズグループを誕生させるべく行われた、BMSGによるオーディションプロジェクト『THE LAST PIECE』。その参加者でもあった面々が多く揃った今のBMSG TRAINEEは、最強の原石が揃っている。その強さとは、一体何なのか、どこからやってきたのか――。
リアルサウンドでは、3月18日、19日に行われる『BMSG TRAINEE SHOWCASE 2026 〜 Graduation Party for REN, YUTA, RAIKI, TAICHI, and ISANA 〜』を記念して、出演するBMSG TRAINEE 18名のソロインタビュー連載をスタートさせる。まっすぐに自分の理想を追い求めて、今この瞬間もひた走っているこの若き才能たちに、リアルサウンドは全力でベットしたいと思う。
連載第15回目は、LEON。同じく小学生であるKAITOとともに、『THE LAST PIECE』の合宿に参加したメンバーである。2次審査で実際にパフォーマンスを披露する姿を見て、彼に対して思ったことは、11歳(当時)という年齢で、ここまで自分の魅せ方と、その魅せ方の正解を導くことのできる人がいるのか、ということだった。どこに目線を向ければいいのか、どんな表情で歌うのか、どんなアタックで歌い始めるのか、どのように手と足を動かせばいいのか――。幼い頃からエンターテインメントにときめきを覚えた経験があるからこそ、どこで何をすればいいのかが、とても客観的な視点による発想で繰り出されているのだろう。計算されているようで、計算され尽くされていない。すべては彼のセンスによって自然的に生まれたものである。もしくは、“最高の一点”というものがどこにあるのかを正確に理解している、という言い方が正しいのかもしれない。紛れもなく原石である。
LEONは、この春から中学生になる。ここからどんなものを目にし、何を思い、何を選んでいくのか。LEONの成長の一章は、まさにこれから始まるのかもしれない。その前章にいる12歳のLEONに、今回話を聞かせてもらった。大人になると、切なさとやるせなさと虚しさを受け入れて生きていかねばならない。しかし、今LEONは「嬉しい」「悔しい」「悲しい」「楽しい」にとても純粋に生きている。本当に正しく、鋭く、ポップに12歳を生きている。『THE LAST PIECE』が掲げた「全ての10代と、かつて10代だった全ての人へ。」という言葉の意味をあらためて理解するインタビューになったと思う。(編集部)
小学6年生で『THE LAST PIECE』へ挑戦――「とにかく音楽を楽しむことを第一に」
――まずは生年月日を教えてください。
LEON:2013年6月26日生まれ、12歳の小学6年生です。
――LEONさんのいちばん古い記憶を教えてください。
LEON:6歳くらいの頃、家族でUSS(ユニバーサル・スタジオ・シンガポール)に行って、ウォーターワールドというショーを観たことです。火がブワッと噴き出してきたり、飛行機が墜ちてきたりする、映画みたいなショーなんですけど、すごく興奮しました。その時はまだダンスも習ってなかったんですけど、でも、エンターテインメントには興味があったんだと思います。
――小さい頃から家族で旅行することが多かったんですか?
LEON:はい。小さい頃はよく行ってました。あと、誕生日にディズニーランドやUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)によく行ってました。
――テーマパークやショーが好きだったんですね。
LEON:昔から大好きでした。
――今、LEONさんが行ってみたいと思っている場所や国はありますか?
LEON:……どこでもいいですか?
――もちろん。
LEON:行ってみたいところは、ドイツです。
――なぜですか?
LEON:ハリボーが好きだから。
――グミのハリボー?
LEON:そうです。本場のハリボーが食べてみたいし、どうやって作っているのかも見てみたいなって!
――ドイツには実際に工場見学できる施設があるんですよね。では、LEONさんが最初に抱いた将来の夢を教えてください。
LEON:獣医さんです。叔母さんが動物関係の仕事をしていたこともあって、小さい頃から動物に興味があったんですけど、当時飼っていたミニチュアダックスフンドが亡くなった時に「獣医さんになりたいな」って思いました。それで「どうやったらなれるのかな?」って、獣医になるための大学を調べてみたら、もっと勉強しなきゃいけないと気づいて、難しそうだなって……。
――勉強は苦手ですか?
LEON:苦手です。それで獣医さんになるのは諦めました。でも、幼稚園のお遊戯会で初めて人前でパフォーマンスした時にすごく楽しいと思って、アーティストを目指し始めました。
――そのお遊戯会ではどんなパフォーマンスをしたんですか?
LEON:三浦大知さんの曲に合わせて、兵隊っぽい感じで踊るパフォーマンスだったと思います。
――ちなみに、最初に好きになった音楽は何でしたか?
LEON:小さい頃によく聴いていたのは、マイケル・ジャクソン、ONE OK ROCKさん、SUPER BEAVERさんです。
――それは誰かの影響もありますか。
LEON:お父さんがよく家でDVDを流していたので、それを観て僕も好きになりました。
――どんなところがいいなと思いましたか?
LEON:やっぱり歌とか、パフォーマンスの迫力がかっこよかったです。世界には、こんなことができる人もいるんだな、って。「僕もこんなふうになりたいな」と思い始めました。
――当時から、自分がアーティストになるイメージはついてましたか?
LEON:いや、その時は「なれたらいいな」くらいで、絶対アーティストになると決めたわけじゃなかったと思います。

――まだふわっとした夢だったんですね。では、『THE LAST PIECE』に応募したきっかけを教えてください。
LEON:お母さんがBE:FIRSTさんのファンで、僕も一緒にライブを観に行ったりしていたんです。それで、「かっこいいな、楽しかったな」「僕もあんなふうになりたいな」って思っていた時に、ちょうどBMSGのオーディション(『THE LAST PIECE』)があると知って応募しました。
――BE:FIRSTのライブはどんなところがよかったですか?
LEON:やっぱり………(小声で)かっこいいですよね……。感動するところもあるし、終わったあともずっと「楽しかったな」って思い出す感じで。
――余韻の残るライブだったんですね。LEONさんは書類審査を経て、2次審査に進みましたが、対面でのパフォーマンスはどうでしたか?
LEON:もちろんすごく緊張してたんですけど、落ちる/受かるは考えず、とにかく音楽を楽しむことを第一に意識しました。
――すごく完成度の高いパフォーマンスでしたよね。どこかでレッスンを受けたりしていたんですか?
LEON:ダンススクールには通っていて、ボイトレも少しやってました。でも、歌は本格的に習ってはいなかったです。
――それであのクオリティはすごいですよね。自分のなかでは、どう評価していますか?
LEON:今観たら100点ではないですけど、あの時は「ぶちかませたな!」と思っていました。
――ですよね。ファッションも含めて世界観ができている気がしましたが、自分で決めたコンセプトなどがあったんですか?
LEON:あの時の服は、お父さんが買ってくれたもので。お父さんが洋服好きなので、いろいろなお店に行って選んでくれたやつを着ていきました。
――なるほど。実際にパフォーマンスしてみて、どう思いましたか?
LEON:日高(光啓)さんは、オーラがすごかったです。あとカメラが何台もあって、もうわけがわからなくなるくらい緊張して、泣きそうでした(笑)。でも、いつもと違う環境でパフォーマンスできたので、いい経験にもなったと思います。
――オーディションはあの時が初めて?
LEON:前に大阪であった『スター ドリームチャレンジ』というオーディションに参加したことがあるんですけど、それは落ちてしまって。なので、『THE LAST PIECE』が2回目でした。
――そうだったんですね。合宿は参加してみてどうでしたか?
LEON:全部が経験したことのないことだったので、泣いたりもしたんですけど、やっぱりBMSGに入りたいから、頑張れました。




















