新着MVランキング:SixTONES「一秒」が映し出す繊細な表情 孤独な雪原で放つ、夢まで繋がる渾身の歌声

歌詞の持つメッセージに切実さを与える歌声、加速するグループの現在地

 大サビの歌い出しは京本大我。次いで、全員での渾身の歌唱へと続く。暗がりに浮かび上がる雪原を舞台にしたのは、勝負の直前の孤独や緊張感のメタファーだろうか。それは同時に、派手な演出もないモノトーンの空間で、ただストレートに歌を届けようとするSixTONESの覚悟の表れにも見えた。疾走感を保ったまま突入するアウトロは、〈ずっと夢まで 繋がってゆくんだ〉のフレーズに乗せ、それぞれの競技で努力を重ねる選手たちを活写。ラストの〈La La La…〉が、仲間と抱き合い、喜び合う姿を讃えるような祝祭感をもたらし、曲は終わる。

 今作のMVでは、ダンスは潔くカット。そのぶん、歌をフィーチャーしたことで、映像でも歌唱シーンが多く切り取られている。注目すべきはその表情だ。「一秒」は曲調こそ明るくポップだが、歌詞には挫折や悔しさも多く描かれている。そのため、歌う表情もどこか苦しげだったり、何かを必死に願っていたりと、メンバーそれぞれの歌への感情の乗せ方が丁寧に映し出され、歌詞の持つメッセージに切実さを与えている。ダイナミックな個性が際立つ歌声と、その裏で揺れ動く繊細さ。SixTONESの持つ両面の魅力も存分に感じられるMVだ。

 またSixTONESと言えば、先月、ベストアルバム『MILESixTONES -Best Tracks-』で、デビュー6周年イヤーのスタートを華々しく切ったばかり。オリンピックの熱狂に負けじと勢いに乗る彼らの“一秒”も、積み重なった先で、やがて今よりもっと大きな“光”になるに違いない。

【SixTONES『一秒』】この冬、ミラノで戦う選手へ届ける想い|日本テレビ系2026アスリート応援ソング

※1:https://charts.youtube.com/charts/TopVideos/jp/weekly

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