史上初!なにわ男子、地元・京セラドーム6DAYS連続公演 眩いパフォーマンスと言葉で示した“夢の先”

 西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也の7名で結成されたなにわ男子が、『なにわ男子 1st DOME LIVE 'VoyAGE'』を開催した。この公演は昨年11月にCDデビュー5周年イヤーに突入した彼らが、グループ初となる単独ドーム公演を東京ドームと京セラドーム大阪の2会場で実施。京セラドームでは史上初となる6日間連続公演という記録を樹立し、全8公演通算で約38万人を動員するメモリアル公演となった。ここでは2026年2月4日、京セラドームでのファイナル公演の模様をお届けする。

「アイドルをやっていてよかった」ーー記者会見で語られた7人の想い

 開演に先駆けて行われた共同記者会見にメンバー揃って登壇。この日最終日を迎える『なにわ男子 1st DOME LIVE 'VoyAGE'』への思いを、それぞれの言葉で伝える。結成当初から目標にしてきたドームのステージに立てた喜びと感謝、そしてここから始まる5周年への期待――7人の口からは、これまでとこれからを見据えた力強いビジョンが次々と明かされた。京セラドームでオーディションを受けた原点を振り返り「感無量」と語った藤原、2大ドームを“夢の通過点”と位置づけた長尾。道枝は記録更新を重ねる京セラ公演での実感を語り、西畑はSUPER EIGHT・大倉忠義からかけられた「いつか自分たちの力で(京セラドームに)帰ってこい」という言葉を回想する。そして高橋が「ここまでやってきたことは間違ってなかった」と力強く言い切る中、大西の「自分たちのファンの皆さんだけで埋め尽くされた空間が本当に幸せで、この景色を見るために生まれてきたんじゃないかと思えた」という言葉と、大橋の「アイドルをやっていてよかった」というビッグスマイルが会見の空気を象徴していた。

 なんとこの会見では司会が不在。そのため後半は藤原が進行役を務め、事前に記者から集められた質問をメンバー自身がくじ引き形式でピックアップして答えるセルフ記者会見に突入。念願のドーム公演の感想や今後の夢などが語られていく中、終盤に「『週刊なにわ』です。大橋くん、今の気持ちを漢字一文字、体で表現してください」とメンバーから無茶振りが。しぶりつつ大橋は全身を使って「人!」と表現して、テヘヘとひと笑い。藤原の「その心は?」の言葉に、大橋は「たくさんの人にお世話になりながら、エネルギーをもらって力添えをいただいてこのステージに立てていると感じて、改めて人の力はすごいんやなと思った」と感謝を口にする。なんとも大橋の人柄が滲んだ一幕に思えた。

「ダイヤモンドスマイル」、“幻の2コーラス目”を加えたニューバージョンで披露

 ファイナル公演は、Wアンコールを含め全38曲を披露、3時間半弱に今までとこれからのなにわ男子のすべてが詰まっていた。それはライブの始まりから色濃く表れていて、入所当時から現在に至るまで彼らの成長ぶりがわかる宣材写真を使った映像の後、赤×ゴールドのスパンコールが煌めいた衣装に7人全員が王冠をかぶって登場(衣装を担当した長尾は会見で「7人全員が王冠をかぶって出るなんて僕たちにしかできないこと」と語っていた)。そして、関西ジュニア時代からの人気曲「ダイヤモンドスマイル」に、“幻の2コーラス目”となる新たな歌詞を加えたニューバージョンでライブはスタート。彼らにしか表現できない、王道のキラキラ感を存分に見せるオープニングにあちこちから歓声が沸く。そして続く「Over the Horizon!」ではムービングステージに乗り込み、ドーム中央を縦断。なにふぁむ(ファンネーム)一人ひとりにパフォーマンスを届けようとする姿を見せた。

 その後、愛らしい表情を見せる曲、歌を聴かせる曲などコントラストを効かせてなにふぁむを盛り上げつつ、ひとつにしていく。 “ちゅきちゅきシリーズ”三部作の最終章「ちゅきちゅきハネムーン」が始まると、ゴスペル衣装のダンサーたち、そして巨大な背景LEDにはちゅきちゅきシリーズの登場人物がステンドグラス風に映し出され、会場はまるで結婚式場のような空間に変貌する。そしてこの物語のヒロイン“丈子”に扮した藤原は、オレンジのウェディングドレス姿でステージへ。歌いながら婚約者役の大西と見つめ合うなど、ミュージカル風の演出で楽しませた。

 序盤戦のハイライトは、先輩から受け継がれてきた「勇気100%」や「関西アイランド」を総勢50人の関西ジュニアとともに見せた弾けるパフォーマンス。会見でも「関西アイランド」では、自分たちの“あの頃”を思い出すと語っていた7人。メンバーカラーの法被を纏って関西ジュニアと花道を駆け回り、積み重ねてきた曲への愛と地元・大阪への愛を爆発させた。

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