“学業かアイドルか”ではない選択肢ーー学びを語ることが強みになる、櫻坂46 勝又春の京大在学公表が示すもの
学びが切り開く“次の舞台”、知性を武器に広がるアイドルのキャリア像
また、学業で培った知識や視野を持つアイドルは、これまでとは違うフィールドを広げることのできる存在でもある。報道番組のキャスターやコメンテーター、ドキュメンタリー番組のナレーター、教育系番組の司会など、身につけた知性が光る場に求められる機会も増えていくだろう。坂道グループ出身者にも、大学卒業後にアナウンサーやキャスターへ転身した例があるように、学びの経験は次の選択肢を増やしていくのだ。高い学歴や専門性があれば、そうした領域の仕事に踏み出す際のハードルが下がるのも事実である。
乃木坂46の池田は、東京藝術大学への進学を報告したブログで「今後は乃木坂46の活動と大学の生活を両立出来るように頑張りたいと思っています。まだまだ皆さんと一緒に上を目指していきたいです」と綴り、さらに「私が選んだ人生の選択肢が乃木坂 46の可能性を広げることに繋がると信じて前へ進んでいきたい」と続けた(※3)。実際、池田はアートバラエティ『小峠英二のなんて美だ!』(TOKYO MXほか)にレギュラー出演しており、学びがそのまま活動の場に結びつく具体例にもなっている。
勝又も今回京都大学在籍を公表したことで、新しい活動の入口が増えていく可能性は十分にあるだろう。たとえば、レギュラー番組で知的な一面を見せることができれば、クイズ番組や教養バラエティといったプログラムへの出演も叶っていくはずである。
在学校を公表したことで、いわゆる“インテリ枠”として、クイズ番組や教養バラエティ、学びをテーマにした企画など、呼ばれる場所が増えていく可能性を持った勝又。その強みが彼女にとって唯一無二の魅力となり、個性をさらに羽ばたかせていく。この先どんな形で存在感を広げていくのか、今後が楽しみだ。
※1:https://sakurazaka46.com/s/s46/diary/detail/67450
※2:https://sakurazaka46.com/s/s46/diary/detail/55314
※3:https://www.nogizaka46.com/s/n46/diary/detail/101321