大倉忠義、“絶世の象徴”道枝駿佑への直談判エピソード 西村拓哉には思わず「ごめん」ーーLAでの撮影秘話も
大倉忠義(SUPER EIGHT)が編集長を務めるエンタテインメントマガジン『Zessei』が創刊される。創刊を記念した写真展が11月10日から11月30日まで東京・ラフォーレミュージアム原宿で開催となる。開催に先駆けて記者会見が11月9日に会場で行われ、大倉と深田竜生(ACEes)、西村拓哉(関西ジュニア)が登壇した。
『Zessei』を作った理由について大倉は、「ジュニアが東西合わせて200名近くいるんですけど、自分目線でもすごく魅力的な子たちがいっぱいいます。どうにか彼らを世間の皆様に紹介できる方法はないのかな、というところから『雑誌にできないかな』と気付きました」と語る。
『Zessei』というタイトルの由来については「タレントの方たちをきれいに撮影することが一番の目的だったので“絶世の美女”から。あとは“Z世代”など、結び付く言葉もけっこうあるなと思います。実はタイトル案は2つぐらいあって、スタッフの皆さんに提示したんですけど、もう1つのほうが全然人気なくて、『Zessei』に決まりました」と苦笑いを浮かべながら振り返る。なお、もう1案について聞かれると「全然面白くないですよ」と前置きして『Awake』だったと明かし、重たくなる会見の空気を見て、「みなさんのリアクションを見て『Zessei』にして良かったと思いました」と笑いを誘った。
ジュニアのみならずデビューメンバーも多く登場する『Zesse』。大倉自ら声をかけてオファーしたメンバーもいるようで、「この雑誌が、ジュニアの中で出たいなと思ってもらえるような雑誌にしたいと思っています。まず、その“絶世”の象徴として、まずみっちー(なにわ男子 道枝駿佑)に出てほしいと直談判しました。そこから始まり、西畑大吾(なにわ男子)、正門良規(Aぇ! group)、永瀬廉(King & Prince)は昔からの仲で、今もプライベートでも親交があることを知っていたので。『わちゃわちゃと語ってくれへん?』とお願いして出てもらいました」と起用の経緯を明かした。
創刊号には大倉と菊池風磨(timelesz)との対談も収録されている。菊池との対談について、自分で雑誌を作りたいと言った手前、出づらかったのですが……」と前置きした上で、「対談という形にしてもらって、風磨に来てもらいました。意外と真面目な話もしていたりしています。今の風磨の立ち位置だったり、『timeleszがこれからどうなっていくんだろう?』みたいなところもいろいろ話してくれましたね」とジュニアのみにとどまらないオファーの経緯を明かした。
会見に深田と西村が登場し、大倉の編集長としての仕事ぶりについて聞かれると、深田がじっくり考えた後「LAではわざわざロケハンにも行ってくださって、すごく気持ちよく撮影させていただきました」と多忙な中、自らLAに出向いた大倉に感謝した。一方で、なにわ男子 道枝とのページの撮影について、「道枝くんとの撮影にも来てくださったんですけど、最初に道枝くんの撮影で、道枝くんの撮影が終わったら大倉くんは『お疲れ!』と帰っちゃって」と明かすと、大倉も慌てた様子で「スケジュールが重なっちゃったんです。『表紙の撮影にはちゃんと付き添えるから、ごめん』と言い残して帰りました」と笑う。西村は「わちゃわちゃしたカットも撮ったんですけど、そういう中でも本当に1cm、2cmの距離感で見え方が変わってくるということを現場でアドバイスいただきました」と話し、大倉からもらった実践的なアドバイスを明かした。
いよいよ創刊となった『Zessei』。今後の予定について、大倉は「どんなペースで出すかは未定です。でも1年の間に、出てくれるタレントの成長だったりビジュアルの変化もすごくあると思うので、なるべくその成長を追いかけられる頻度で発行することを理想としています」と明かした。