M!LK、「好きすぎて滅!」ヒットを生み出したメンバーの姿勢 時代の先を行きつつも忘れない感謝
M!LKのスタンスは10年間変わらない
M!LKは2025年、3月リリースのメジャー2ndアルバム『M!X』のリード曲「イイじゃん」でヒットを巻き起こした。4月には『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)へ初出演を果たし、夏の大型音楽特番にも多数出演。下半期に入ってからは『ラヴィット!』(TBS系)のシーズンレギュラー、冠番組である『限界突破!やってM!LK シーズン2』(TBS系)と『M!LKじゃん!』(ABCテレビ)の放送開始させるなど、メディアへの露出機会も格段と増えた。
また、11月3日の“イイみるくの日”に向けて、み!るきーず(M!LKのファンネーム)とともに2025年のラストスパート企画も行い、「#みるく行くぞ紅白」のハッシュタグを展開し、SNSにはたくさんの想いが届けられた。この企画は、楽曲「イイじゃん」で出会った人々を掴んで離さないエンターテイメント性はもちろんのこと、これまで支えてくれた全国のみ!るきーずと一緒に走り続ける、覚悟と自信のようにも感じられた。夢や目標を口に出すのは、おそらく怖いはず。だが、今のM!LKは自信があるのかもしれない。結成当初から掲げていた『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)への出場という目標をみ!るきーずとともに達成するため、彼らは「#みるく行くぞ紅白」と発信したのだ。
そんな“イイみるくの日”当日は、『CDTVライブ!ライブ!』で「好きすぎて滅!」をフルサイズでテレビ初パフォーマンス。続く放送枠の『テレビ×ミセス』(TBS系)では「イイじゃん」を披露した。彼らが掴んだチャンスの場で、初めてM!LKを観る人にたくさんの笑顔を届ける。そして、応援してくれているファンへの感謝を忘れない、そんなメンバー本人の姿勢も「好きすぎて滅!」が盛り上がる原因なのかもしれない。
佐野は、10月29日に行ったInstagram Liveにて「やってることは変わってないの、10年前から」と発言していた。大きなヒットを生んだ「イイじゃん」から路線変更したのではなく、M!LKのCDデビューは「コーヒーが飲めません」からスタートしているのだ。よく「時代が○○に追いついた」という言葉を聞くが、それはまさに今のM!LKを指しているように感じる。
彼らは11月13日に放送される『ベストヒット歌謡祭2025』(読売テレビ/日本テレビ系)への出演が決定しており、12月6日からはアリーナツアー『M!LK ARENA TOUR 2025-2026「SMILE POP!」』がスタートする。これから年末にかけて、彼らを見る機会がより増えるはず。来年以降も、M!LKが日本を明るくすることを期待してやまない。