timelesz、冠バラエティが“国民的スター”への足がかりに? 『timeleszファミリア』で登る階段
10月6日からスタートする『timeleszファミリア』(日本テレビ系)。同局としては初となるtimeleszの冠番組だ。初回放送に先駆け、10月5日にはスペシャル版のオンエアも決定し、2夜連続で彼らの新たな挑戦が幕を開け、早くもファンの熱量が高まっている。
日テレがtimeleszに全ベット? 「国民的スターになるお手伝いができたら」
『timeleszファミリア』は、同局の3人のクリエイターが担当し、コンセプトの異なる3つの企画が月替わりに変化していくという内容。『2025年10月改編説明会』ではコンテンツ戦略局 総合編成センター部長・大井秀一氏が「うちのクリエイターとtimeleszが化学反応を起こして、爆発していければ。彼らの看板番組を作りたいなと思っております」と番組への期待を語った。また「(timeleszが)第2段階のステージを上っていくことになると思います。彼らが国民的なスターになることをお手伝いできたら。彼らを今持っているテレビの力で、国民的スターにできたら」(※1)と力強くコメントするなど、同番組によりtimeleszが国民的スターへと駆け上がっていくきっかけとなることへの期待を込めたコメントが発表されると、SNSではファンを中心に喜びの声が上がった。
10月6日の放送に先がけて前日にオンエアされる初回スペシャルの企画内容は、「timeleszのイチカバチカ」。timeleszの8人が文字通り“一か八か”の超ギリギリのチャレンジに挑んでいくという内容だ。思わず笑ってしまうようなチャレンジからスゴ技チャレンジまで3つのチャレンジを通して、8人の素顔と生きざま、成長を引き出すという。
「イチカバチカ①」では菊池風磨、寺西拓人、篠塚大輝の3人が高く宙を舞う“パン食いジャンプ”にチャレンジ。これまで数ある過酷なドッキリを経験した菊池と、今やCMや雑誌に引っ張りだこの寺西、クイズ番組での活躍など成長著しい篠塚のリアクションの違いにも注目したい。
「イチカバチカ②」では松島聡、猪俣周杜が“クラス全員のニックネーム覚えろ”にチャレンジ。バラエティではいじられキャラの立ち位置でもある松島と、『ニカゲーム』(テレビ朝日系)で天才的な天然スキルを披露して注目を集めている猪俣が、記憶系のチャレンジをどのようにクリアするのかが楽しみだ。メンバーより年下となる学生たちとの絡みも、見所のひとつになるのではないだろうか。
佐藤勝利、原嘉孝、橋本将生が挑戦するのは「イチカバチカ③」の“熱々!ファイアーパフォーマンス”。『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)で“スースーの洗礼”を受けて見事なリアクションを披露した原と、『タイムレスマン』(フジテレビ系)を通してすっかりキレ芸が板についた橋本が、“熱い男”として知られる佐藤とどのようなパフォーマンスを繰り広げるのかが期待大である。
メンバーの成長や絆を深めながら国民的スターへの足がかりに
今や勢いが止まらない、文字通り飛ぶ鳥を落とす勢いのtimeleszの8人。現在は様々な方法でスターダムを駆け上がることができるボーイズグループシーンだが、その中でもバラエティ番組を通じてお茶の間の知名度を高めるという方法はよく取られてきたものである。その象徴的な存在が嵐だろう。例えば、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)は嵐のブレイクとともに大人気番組へと飛躍した。Snow Man『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)もダンス企画が好評。またSixTONESも、初となる冠番組『Golden SixTONES』(日本テレビ系)がスタート。多彩なゲストを迎え、いろいろな企画からメンバーの仲の良さが伝わる王道バラエティとして好調だ。
Netflixで配信された『timelesz project -AUDITION-』は、事務所であるSTARTO ENTERTAINMENTのファンを飛び超えた幅広い層から注目を集め、timeleszは新たなファンを獲得した。新体制移行後はテレビでの活躍が続き、今回の番組ではコンセプトの異なる3つの企画が月替わりに変化するというユニークなコンセプトを通じて、どのようなチャレンジを見せてくれるのか。メンバーやチームの絆を深めながら、彼らが国民的スターへと駆け上がっていくことを期待してやまない。
※1:https://www.oricon.co.jp/news/2405881/full/