The Birthday、「抱きしめたい」が映画『次元を超える』EDテーマに ライブ映像使用したPV公開も
The Birthdayの楽曲「抱きしめたい」が、10月17日公開の映画『次元を超える』のエンディングテーマに起用。また、監督の豊田利晃が編集し、本編映像とライブ映像が融合した、3種類の映画版ショートPVも公開となった。
本作は、豊田利晃による7年ぶりの長編フィクション作品。5年ぶりの共演となる窪塚洋介と松田龍平がW主演を務め、千原ジュニア、芋生悠、渋川清彦、東出昌大らが出演する。
本楽曲は、2017年にリリースされたシングル曲で、ライブでも演奏され続ける定番曲。チバユウスケの魂のこもった歌声と、“愛”と“闘い”を融合させた詞世界が凝縮されている、力強くも切実なラブソングだ。
「抱きしめたい」のイントロに合わせた『阿闍梨と葉巻編』は、物語を彩る主要キャラクターのカットが次々と差し込まれ、怪しげで不敵な笑みを浮かべる阿闍梨(千原ジュニア)のアップで幕を閉じると思いきや、最後に2022年12月に中野サンプラザで行われたライブ映像が挿入され、映画のキャラクターとThe birthdayのロックンロールがシンクロした映像となっている。
『狼介と新野編』は、「抱きしめたい」の1番サビに乗せて展開。サビの高まりに合わせて、修行者 狼介(窪塚洋介)が降りしきる雨の山道を歩む姿が映し出されるとともに、血まみれになりながら呆然と歩む暗殺者 新野(松田龍平)の姿が重なるなど、2人のキャラクターが対比して描かれる。やがて、The Birthdayのライブ映像へと切り替わり、ステージ上で歌うチバユウスケの熱気とエネルギーが、映画本編映像と共鳴する仕上がりとなっている。
『地球と宇宙編』は、3番Aメロに乗せて展開。〈SF映画/地球は/助かった/今頃エイリアン〉という歌詞に合わせて宇宙空間に浮かぶ地球の映像が映し出され、地球から回転しながら離れていくという壮大なスケール感のある世界観が広がっていくなか、「どこへ行って」とステージ上でチバユウスケが優しく歌い上げるライブ映像が挿入され、SF的な映像と歌詞がダイレクトに交錯するバージョンとなっている。
今回は、監督の豊田利晃がThe Birthdayの曲を全て聴き直して、エンディグテーマに「抱きしめたい」を選んだという。豊田は「いざ『次元を超える』ができあがった時、「抱きしめたい」を映画の最後に流してみると、僕自身、すごく腑に落ちて。映画が語り切れていないところまで、この曲が語ってくれている気がしたんです」とエンディグテーマに込めた思いを語っている。
映画『次元を超える』監督 豊田利晃 コメント
いざ『次元を超える』ができあがった時、「抱きしめたい」を映画の最後に流してみると、僕自身、すごく腑に落ちて。映画が語り切れていないところまで、この曲が語ってくれている気がしたんです。特にサビの「俺は決めたんだ/あのクズ共から世界を奪い返すって/それで青に還すんだ/その後でお前を根こそぎ抱きしめてやる」ってラインですね。『次元を超える』という映画にとって最も重要な、でもあまり巧く込めることができなかった“愛”の要素を、チバくんが代わりに歌ってくれている気がしました
■公開情報
映画『次元を超える』
10月17日(金)よりユーロスペース他にて全国順次公開
監督・脚本・エグゼクティブプロデューサー:豊田利晃
エンディングテーマ:「抱きしめたい」The Birthday(UNIVERSAL SIGMA)
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