King & Princeが、福岡、東京、大阪を巡るドームツアー『King & Prince LIVE TOUR 24-25 ～Re:ERA～ in DOME』を開催中。永瀬廉と髙橋海人の新体制になって初のドームツアーは、彼らにとっても喜びはひとしおのはずだ。

　5月10日に福岡・みずほPayPayドーム福岡で行われた初日公演では、MCの一部をKing & Princeの公式YouTubeチャンネルで生配信を実施。久しぶりに立つドームに「ずっと待ち望んでたよね」（髙橋）、「もう一度この舞台に帰ってきたという気持ちがありましたから」（永瀬）と声を弾ませていたのを思い出す。

　そんな記念すべき「おかえりドーム」に、会場では涙を浮かべているティアラ（King & Princeのファンの呼称）もいた。そして直接に足を運ぶことはできなくとも、2人とその瞬間を共有したいというティアラも全国にいたはず。そんなファンの心を汲み取るかのように誰もがアクセスできるYouTube生配信という形を取ったのも、King & Princeらしい。

　2月16日、髙橋が行ったインスタライブでは「最初2人になったとき、結構ビビってたというか。廉と2人で『どうするかね？』みたいな感じで、頑張って『ピース』（『King & Prince LIVE TOUR 2023 〜ピース〜』）を作って、『あ、いけそうだね』みたいな感じになって。そこから自信を持って『Re:ERA』のライブをいっしょに作っていったんだけど、本当良かったね」とこれまでの歩みを振り返る一幕があった。

　2023年5月23日よりスタートした2人体制。そして2024年5月23日には、初のベストアルバム『Mr.5』の全収録楽曲をはじめとする楽曲のサブスク解禁と新会社・King & Prince株式会社の設立を発表。2人は共同で代表取締役社長を務め、自分たちの手でKing & Princeを飛躍させてきた。今回のドームツアーも、6thアルバム『Re:ERA』の世界観を強く出しながら、演出、映像、衣装、セットリストにいたるまで2人のこだわりが詰まっているという。