二宮和也、木村拓哉、香取慎吾、手越祐也、横山裕……それぞれの個性が光る“ソロ”での音楽活動
手越祐也は、5月14日に初のソロベストアルバム『手越祐也 SINGLES BEST』をリリース。2021年7月に発表された「シナモン」をはじめ、これまでにシングルとしてリリースされた13曲に加え、本人作詞で初音源化となる「wake me up」などが収録された、まさに彼の軌跡を辿るようなアルバムだ。リリース以降は全国10カ所をまわるツアー『手越祐也 LIVE TOUR 2025 NEVER END』を開催中。ライブタイトルからも、アルバムのリード曲「Never-ending」からも、彼がこれからも「自分を信じて歩いていく」「歌い続ける」といった意志が感じられる。ツアーは9月まで続くが、こうした熱い想いを音楽に乗せて届け、私たちを前向きな気持ちにさせてくれることだろう。
横山裕は、5月より1年間限定のソロプロジェクト『ROCK TO YOU』を始動。所属グループのSUPER EIGHTがデビュー20周年の節目を迎えるなかで、あえて“武者修行”と銘打った挑戦をしたいと思ってのことだという。6月9日(ロックの日)には、プロジェクト名を冠したアルバム『ROCK TO YOU』を発表。特筆すべきは、かつて同じグループに所属していた盟友・渋谷すばるがアルバムに参加している点だ。横山が作詞、渋谷が作曲を務めた「繋がる」は、その楽曲タイトルも含めて、2人が音楽を通して再び結びついた感慨深いものになっている。7月26日からは全国11都市を巡るツアー『ROCK TO YOU LIVE TOUR』を開催。新たな挑戦に踏み出した横山が、ここからどんな姿を見せてくれるのか楽しみだ。
こうしたソロ活動を見ていくと、それぞれが自身の道を歩みながら、独自のスタイルで音楽を届け続けているのがよく分かる。そして、ソロだからこそアーティストの個性が際立つうえに、彼らが大切にしていること、作品に込めた想いもより伝わってくるのだ。今後も彼らの音楽活動から目が離せない。
※1:https://x.com/nino_honmono/status/1917492688435437965