JO1「絶対11人揃って突き進む」 ドキュメンタリー映画の“怒ってた”シーンに思わず「今からカットできます?」
JO1が出演するドキュメンタリー映画『JO1 THE MOVIE「未完成」-Bon Voyage-』が7月4日より公開となる。それに先駆けて6月22日に完成記念プレミア試写会が開催され、活動休止を発表した鶴房汐恩を除くメンバー10人が登壇した。
映画はJO1のデビューからワールドツアー、単独東京ドーム公演と5年間の軌跡に密着したもの。コロナ禍に直撃し活動が制限される中での激動の時間が映し出されている。
映画の感想を聞かれた河野純喜は「めちゃくちゃ泣いちゃいました」「JAM(JO1ファンの呼称)の皆さんの想いも伝わってくる映画になっていて、僕たちがJO1であることに誇りを感じたし、JAMの皆さんから受け取る愛がいっぱいで、JAMに会いたくなりました」としっとり語ると、佐藤景瑚が「(河野の)1人のインタビューのとき、このテンションだったよね」と指摘すると、河野は「いいこと言おうとするとこうなっちゃいます」と話した。
作品を観て初めて知ったこととして、與那城奨は「僕らもいつ頃から撮影に入っているのかぼんやりとしか覚えていなくて。“そんな前から撮ってたんだ”という驚きがありました」と撮影を振り返る。また、佐藤は「昔の僕らの顔が垢抜けてなくて面白くて(笑)。僕は変わってないんですけど、僕以外がちょっと……」とメンバーをイジる場面も。
5年間で印象的だった出来事について、白岩瑠姫は「デビューして初めてJAMの皆さんの前に立った時も、東京ドームも、ワールドツアーも印象的だし、一つに絞るのは難しいですけど……」と前置きした上で、「今日みたいに、JO1がJAMに会える何気ない日が特別だなと思います」「JAMと会えている日々が最高」だと語る。
前作映画『JO1 THE MOVIE「未完成」-Go to the TOP-』(2022年)にも言及しながら、川西拓実は「JO1が持っている悩みとか、メンバーそれぞれの悩みとかが前作より出ているなと思いました。なかなか皆さんが目にすることがないようなシーンもたくさんあったので、楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」と語り、「純喜くんとかはずっと怒ってましたね」と切り込むと「確かに、怒ってたね……」と思わず河野も呟き、「あれ、今からカットできます?」と交渉するような場面も。
金城碧海は「やっぱり11人だなと思いました」「ここを乗り越えていって、こんなところで終わるような感じでもなく、僕たちだけにしか描けない未来に11人で行きたいなと映画を観て改めて思いました。ガムシャラですけど、頑張っていきます」と真っ直ぐに語った。
今後の目標を聞かれると豆原一成は「もっともっと世界を目指して頑張っていきたい。ここには10人しかいないけど、僕らは絶対11人みんな揃って突き進む。これが僕たちのいいところだと思うし、強みだと思うので、まずはみんな揃うこと。そしてみんなで笑い合いながらご飯を食べたり遊んだり、そういう何気ない日常がこれからも続くことが願いです」と話した。
イベント後半では、フリップに書いた“未完成”な部分に関するトーク……と見せかけて、6月23日に誕生日を迎える川西をサプライズでお祝い。ピンクの大きなケーキを前に満面の笑みを見せた。