動画の後編では、撮影時にお互いに影響を受けたという話を語り合っている。のんが「私は本当に、撮影の時に草彅さんから学びがありました。集中の仕方というか、緊張の仕方というか。カメラが回った瞬間に、グッてエンジン全開で空気が締まっていくのを肌で感じて。こんなふうに集中していくんだって、目の前で見れたので。あのあと、違う現場でも草彅さんを思い浮かべてます」と話すと、草彅も「実はこの作品の初めての（撮影）シーンが、のんさんとだったので。そこでエンジンかかってね」と返す。

　草彅よりも3日ほど早く撮影開始していたというのん。「“自力で”やってたんだなっていう。3日間の熱量みたいなの感じて、目が血走ってる感じがして。すごい役に入り込んでたから。僕もNetflix（の作品への出演は）初めてだったので、緊張してたっていうのもあったんだけど、のんちゃんの目力みたいなのがすごかったから、それに引っ張られたんですよ」とも。もちろん、別のシーンからスタートしてもそれはそれでいい結果になっていたとは思うとしながらも、「だから上手くいったと思ってる。のんさん、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

　ちなみに草彅はのんが発したというこの“自力で”というフレーズが大いに気に入った様子。「面白いよね、のんちゃんって。『新幹線大爆破』の記者会見のときに『自力で頑張りました』って言ってて。『自力で頑張りました』って言う人あんまりいないじゃないですか（笑）」「でも、たしかにそうだなと思って。いい言葉だなと思って。俺、それから結構使ってるから。助け合ってるところもあるし、だけど自力出さないと……」と話した草彅に、のんが「自力がないと助けられないから！」と続けると、「そうそうそうそうそう！」と意気投合。

　「今度、『自力』っていう曲作れば？　2人で作ろうか、『自力ソング』！　誰か考えて！」なんて発言も。2人でギターを掻き鳴らしながら作るのか。それとも、2人が憧れるアーティストが手を挙げてくれるのか。いずれにせよ、こちらも実現してくれることを願ってやまない。自力を出して頑張り続け、それが今あらゆる形でつながってきた草彅とのん。次のコラボ動画は、“のんつよ”コンビでの新曲披露となることを期待している。

※1：https://nondesu.jp/25330/