Crimson Crat Clan、新曲「Starlight」初披露も パフォーマンスとMCで心を掴んだ渋谷での“ワンコインライブ”

Crimson Crat Clan「Starlight」初披露

 4月26日、東京・渋谷ストリームホールにて5人組メンズグループ・Crimson Crat Clanが『One Coin Live -Wonder Garden-』を行なった。その様子をレポートする。

 オープニングSEが流れると、赤と青の照明がステージを彩る。暗転が明けて、メンバーがステージに登場。「King's Choice」でライブがスタートする。白と黒の衣装に身を包んだメンバーたちは、1曲目からエンジン全開! バチバチに歌って踊り、フータ・C・キングの「今日は俺たちで最高のステージにするから、全員最後までついてきてくれ。いくぞー!」と気合いが入ったシャウトでさらに熱気が上がっていく。続いては、イントロが流れた時点で会場から悲鳴が上がった「Midnight Drivin’」。ダンスブレイク部分では、踊りながらもROSE(Crimson Crat Clanのファンの呼称)一人ひとりと目を合わせているかのよう。その顔には、楽しそうな笑顔が浮かんでいた。ハヅキ・C・ヴァイカウントの「みんな楽しんでるかー! 続いてはこの曲で一緒に踊って楽しんでいこうぜ!」という呼びかけで「LTL」へ。〈Cause I'm Lucky I'm Lucky I'm Lucky〉でオーディエンスも踊り、一体感を楽しんでいった。

Crimson Crat Clanライブ写真(撮影=Susie)
ミナト・C・エンペラー
Crimson Crat Clanライブ写真(撮影=Susie)
ターゴ・C・マーキス
Crimson Crat Clanライブ写真(撮影=Susie)
ハヅキ・C・ヴァイカウント
Crimson Crat Clanライブ写真(撮影=Susie)
リョウタ・C・ナイト
Crimson Crat Clanライブ写真(撮影=Susie)
フータ・C・キング

 ここで改めて挨拶と自己紹介。自己紹介をした後に名前を呼んでもらう、という新しいパターンにメンバーたちは終始楽しそう。リョウタ・C・ナイトは「(声の大きさが)足りるかー!」と何度も声援を浴び、満足気な様子を見せる。気合いを入れてきたとメンバーが語る中、フータは「俺、アレやりたいねん」「今日は1日まだまだ盛り上がる準備できてますか!」と、3回オーディエンスに声を出させる。その勢いのまま次の曲に行くと思いきや、ミナト・C・エンペラーが至極冷静に「改めまして、Crimson Crat Clanです」とまとめ、会場は笑いに包まれた。

 笑いと拍手の中始まったのは「My Way」。MCでワチャワチャ楽しげに話していた雰囲気から一変、クールなパフォーマンスで魅せていく。これが彼らの魅力の一つだろう。そのままノンストップで「8Bullet」へ。ハヅキが「渋谷、まだ盛り上がっていけるか!」と客席を煽り、さらにエンジンをかけていく。歌だけでなく、ラップとダンスでも魅せられる彼らは同曲のような勢いのある曲もよく似合う。ちなみに、同公演はメンバーからの合図があるまでペンライトは禁止。ここでターゴ・C・マーキスからやっとペンライト解禁の合図が。そして「俺らと一緒に最高にハイになれる言葉、皆さんにレクチャーしていきたいと思います」と、「ギミギミLOVE」と「Party」のコール&レスポンスの練習をしてそのまま「Party Animal」がスタート。会場からはメンバーに負けないほどの大きな声が上がっており、大盛り上がりのまま駆け抜けていった。

Crimson Crat Clanライブ写真(撮影=Susie)

Crimson Crat Clanライブ写真(撮影=Susie)

Crimson Crat Clanライブ写真(撮影=Susie)

 MCタイムになると、ターゴは「めちゃくちゃ盛り上がるやん、どうした? 日頃ストレス溜まってるの?」と客席をイジる。今回のライブの演出はミナトが考えたそうで、「今こうやってみんなが楽しそうな顔をしていて、とってもハッピーです」と思いを伝えていった。

 次の曲に行く前に、リョウタが考えてきたという絵描き歌ならぬ“手振り歌”をレクチャーすることに。リョウタが歌う「見て見てお花畑だよ 空を見上げて 大きなお山に虹がかかったよ~♪」という歌に合わせて手振りを練習、さらに全員で歌うという微笑ましくもシュールな空間が広がっていく。ここで〈Lalalalalala...〉とメンバーとROSEが声を合わせて、そのまま「Checkmate」へ。練習の成果をしっかり発揮し、ハッピーな空気が会場を包んでいった。ラストナンバーは、ミナトの「素敵な1日をありがとうございました」という曲振りで始まった「LOVE&LIFE」。最後まで会場を盛り上げ続けて、5人はステージを後にした。

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