櫻井翔、timeleszとのバラエティロケ共演での細かい気遣い “兄貴”として新メンバーに教えるものとは
また、新テーマポート「ファンタジースプリングス」のレポートへと場面が移ると、櫻井はこの道30年のベテランということで、ファンからは“ひよこ組”の愛称で親しまれるデビュー2カ月の“ひよっこチーム”(橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝)を引き連れてアナとエルサのフローズンジャーニーへ。すると、櫻井が率先してtimeleszの「Rock this Party」を口ずさみながら円陣を組んでチームの士気を上げ、アトラクションに搭乗した際にも「『アナ雪』見た?」と話しかけてその場を温めていく。
そして、アトラクションが進むと「小鳥のさえずり〜!」と臨場感のあるコメントのお手本を見せていく姿も。その声の大きさ、はしゃぎっぷりは、まるで「自分を超えていけ」と言わんばかり。しかし、そのはりきり具合をスタジオで見ていた有吉弘行からは「マジでうるさかった」といじられるという、2段階の笑いも生み出していた。
また全員でスリル満点のタワー・オブ・テラーに乗った際には、アイドルスマイルをキープしようと言いながら、誰よりも表情豊かにその恐怖を伝えることになった櫻井。菊池風磨からも「稲中(古谷実のギャグ漫画『行け!稲中卓球部』)みたいなときありました」とツッコまれる場面も。誰からもフレンドリーにツッコまれる柔軟さもまた櫻井の魅力だ。そんな笑いを生む“隙”を作り出す櫻井の優しさや気遣いに、新生timeleszも学ぶものが多かったのではないだろうか。
今回はスケジュールの都合上、最もディズニーロケを楽しみにしていた寺西拓人、そして過去に年間パスポートを持っていたほどディズニー好きな松島聡がスタジオ参加のみだった。次こそはtimelesz全員と櫻井でのディズニーリゾートロケという夢が叶うことを願わずにはいられない。その際はきっとまた櫻井が、少し成長した後輩たちに、新たなバラエティの極意を伝えてくれるに違いない。そんな櫻井の兄貴っぷりが見られることも楽しみにしている。