BE:FIRST SOTAが&TEAM Kから受ける刺激 ダンスで広がる輪の中で高め合うモチベーション
その広がった輪の一つとして挙げられるのが、今回の放送でSOTAが「エモーショナルズに会わせたい」として登場した&TEAM・Kの存在だ。KAITAとKは『D.U.N.K. Showcase in K-Arena Yokohama』で共演するなど面識があるが、MiyuとKは初対面。しかし、Kがダンスを始める時に一番最初に受けたのがMiyuのレッスンだったという意外なつながりも語られた。
そんなKは、今や&TEAMのパフォーマンス面を牽引する存在になっているが、ダンスを始めたのは20歳の頃と昨今のボーイズグループシーンの中ではやや遅めとも言えるだろう。現在ダンスを始めてまだ7年ほどという事実に、幼い頃からダンス歴を重ねてきたエモーショナルズは驚いていた。さらに、ブルーノ・マーズを見て音楽をやりたいと思ったこと、その後アメリカへ単身ダンス留学をしてルーツやカルチャーを学んだこと、ホームステイ先のテレビでBTSを見て2週間後に帰国、オーディションを受けたことなどを語っていた。
Kの目を見ながらじっと聞いていたSOTAは、「それで今なの? やっば……」とひと言。放送で映ったのはそのリアクションのみだったが、Kの話はSOTAにとって間違いなく刺激になったのではないだろうか。というのも、エモーショナルズは長いキャリアを重ねてきたメンバーばかり。そんな中、並々ならぬ努力と行動力でチャンスを掴んできたKの姿は、彼らをさらに奮起させる要因にもなったはずだ。逆にKにとっても、自分がダンスを始める頃にはすでにダンサーとして名を轟かせていた彼らと接することで、さらなるモチベーションにも繋がっていたのではないだろうか。ひいては、こうして人気アーティストやダンサーたちがお互いに刺激を受けながら切磋琢磨していくことで、エンターテインメント業界の発展にも繋がっていくとも言えそうだ。
髙橋が言っていた「ここで終わらせたくない」という言葉のように、長年ダンスを盛り上げてきたSOTAのような存在やKのように努力でチャンスを掴んできた存在が手を取り合うことで、さらにダンスの楽しさや魅力がさらに広がっていくのかもしれない。今後の盛り上がりにも注目していきたい。