『タイプロ』、候補生のチームワークが鍵に 松島聡も「もう1回見たい」「めちゃくちゃ良いグループ」
11月29日、timeleszの新メンバーオーディション『timelesz project -AUDITION-』(Netflix)のepisode06が配信された。これまで3回にわたって配信されてきた3次審査の密着も、このteam REDが最後。彼らがパフォーマンスしたのはSMAPの「SHAKE」だ。
このチームは9人中5人がダンス未経験というメンバー構成で、他のグループ同様未経験者と経験者の差が大きく開いて見えてしまうことが課題だった。ダンストレーナー・NOSUKEからの「個人戦と言いながら、結局自分だけ上手くても意味がない。グループとして良く見えないといけないから、差がある分を助け合っていかないと、いくら個人が良くても“置いて行ったんだな”と思うしかない」という指摘を受け、リーダーの上野凌大が積極的に未経験者へアドバイスしていく様子が印象的だった。1日目が終わると他のメンバーはリーダーの負担を減らすためにもホテルで自主練習を重ねていたようで、チームとしての結束力は申し分ない。
2日目の練習の様子を見た菊池風磨はピアスやネックレスなどアクセサリーを付けている候補生たちを咎め、「今チャラチャラしてる人を応援したい人がどれだけいるのかなって。僕らもジュニアの頃に相当言われましたね。アクセサリーなんかしてたら本当に千切られるくらいのレベルでした」と話した。
中間発表では、菊池からの「頭で一人ひとりフォーカスが行くのに流れていた。9人の顔見せの瞬間なんだよね。この人、気になるなっていうのをあそこで見つけてもらう、言わばカタログみたいな時間だから、あそこが流れちゃうのはもったいない」という課題点を挙げられ、見ている人を表情で引き込み、楽しませることにも力を注いでいく。
本番は曲にぴったりのエネルギッシュでハッピーなパフォーマンスに、見ている3人が思わず笑顔を零す場面も多くあった。松島聡は「めちゃくちゃ良いグループだね。ダンスが上手い子と未経験者が混ざってるから差が出てしまうのかなって思ったんですけど、皆が足並み揃えて明確に目標を決めてそれに向かっている姿勢がすごくパフォーマンスに表れていて、その差を感じなかったです。誰かを目で追っちゃうというより全員目で追っちゃうというか、もう1回見たいというのが素直な感想です。それくらい引き込まれました」とコメントし、菊池と佐藤勝利も頷いていた。
初のグループパフォーマンスとなった3次審査が終わり、4次審査に進んだのは15人。4次審査からはついに合宿が始まり、様々な特訓プログラムでより厳しい審査となりそうだ。12月6日の次回配信も見逃せない。