台南のフェス『浪人祭Vagabond Festival』に行ってきた(前編) 環境とローカルに配慮した現地の模様をレポート
「時代を切り開く」というアティチュードは、もちろんアーティストのラインアップにも表れています。インディアーティスト、オルタナティブな音楽、台南・高雄出身アーティストへの愛情も感じます。日本からは、アジア圏のフェスでもお馴染みの水曜日のカンパネラ、カネコアヤノ、betcover!!、ドミコ、YeYe、これが海外での初ライブになった離婚伝説などが登場し、めちゃくちゃウェルカム感がありました。
そして初日のトリを飾ったのはここでもやっぱり草東沒有派對No Party For Cao Dongで、相変わらずのラウドでタイトな演奏に痺れちゃったし、拍謝少年Sorry Youthは曹雅雯という同じ台湾語で歌うスーパー有名歌手をゲストに迎えていて、女性の歌声が入ることでより一層エモーショナルな音楽を響かせていました。ここだけの特別なゲストを迎える仕掛けも色んなアーティストに用意されていました。
次回は、『2024浪人祭Vagabond Festival』で初めて観て、印象的だったアーティストを何組かピックアップしますね。