本田仁美参加のSAY MY NAME、世界初パフォーマンスで放つ多彩な魅力 JAEJOONGが見せた“父”の顔

SAY MY NAME、世界初パフォーマンス

 直後、SAY MY NAMEがいるステージに再登場したJAEJOONGは、「本当にかわいくて、かっこよくて、すごいでしょう?」と誇らしげな様子だ。感想を問われ、「初めての舞台をみなさんにお見せできてとっても嬉しかったです!」「日本でメロンパンを食べてこれからも頑張ります!」と話すSEUNGJOOや、「これからももっと素敵なステージをお見せします!」「日本語ももっと頑張ります!」と話すDOHEEの感想には、観客からも笑みが溢れていた。また、日本人メンバーのMEIは、「幼い頃からこうしてたくさんの方の前でパフォーマンスすることを夢見ていましたが、まさかデビュー前にこんなステージに立つことができるとは思ってもいませんでした」と胸いっぱいに広がる喜びを噛み締めた。

『iNKODE to PLAY』
JAEJOONG&SAY MY NAME

 なかでもこの日会場を感嘆に包んだのは、HITOMIのコメントだった。彼女は「デビュー前にもかかわらず、JEAJOONGさんのステージをお借りしてSAY MY NAMEの初パフォーマンスを披露させていただけたことをありがたく思います」と感謝を述べたうえで、「再デビューまでの8カ月間、私を信じてくださったみなさんにも、大好きなステージを通じて感謝の気持ちを伝えられてとても嬉しいです」「またいちからになりますが、メンバー7人で夢を追いかけて成長していく姿をお見せします。JAEJOONGさんのファンの方にも、私たちが成長していく姿をあたたかく見守っていただけたら嬉しいです!」と誠実な言葉を伝えた。このメッセージは、長年JAEJOONGを応援するファンの心にも響くものだったのではないだろうか。これに対しJAEJOONGは、「HITOMIちゃんの再デビューということでたくさんの方に応援していただいて心から感謝しています。このステージでiNKODEとSAY MY NAMEで再始動できて、本当にHITOMIちゃんにありがとうって伝えたい」とコメントし、この言葉を聞いたSAY MY NAMEメンバーが自然とHITOMIを囲んでハグし合うあたたかな光景も見られた。

 ここでJAEJOONGが「台本にはない話を」と一言。「台本通りだとちょっと面白くない。本当に言いたいことがなかなか伝わらない」と、メンバーの家族も観に来ている初パフォーマンスのステージで、彼女たちが素の表情を出せるように声をかけたのだ。さらに、リーダーで日本語と韓国語の両方が堪能なHITOMIに対しても「(日本語に)訳さなくていいからね」「言語が違っても何となく感じ取れるでしょう?」と気遣い、導きながらあたたかく見守るプロデューサーの姿を見せていた。

 JAEJOONGはたくさん準備を重ねてきたこの晴れ舞台を振り返り、「iNKODE JAPANができて良かったです。今年すごく頑張ってきたんですけど、来年もっと楽しいことがたくさん起こるといいな」「起きるというか、“起こせる”ことをたくさん準備しているので楽しみにしていただけたら」と今後への期待を話した。SAY MY NAMEについて「(今日)ご両親もいらっしゃっているけど、僕から見ると本当に娘みたいなんです」「僕は裏では厳しい人かもしれないけど、(彼女たちを)目の前にすると本当にかわいい」と言及する表情は、娘を厳しくもあたたかい目で見守る“父”そのものだ。

『iNKODE to PLAY』

 フィナーレでは、メンバーを代表してMEIが「今日は来てくださって本当にありがとうございました! たくさんの期間、この日のために練習してドキドキしていたけど、みなさんが見守ってくれて楽しく公演できました。JAEJOONGさんはアドバイスをくれて見守ってくれて、本当に아빠(パパ)みたいな人なんです。私たちこれからSAY MY NAMEとして頑張っていくので、楽しみにしていただけたら嬉しいです!」とコメントし、早くも頼もしさを感じさせた。

 JAEJOONGは最後に、「僕の“娘”たちがこんなに素敵なパフォーマンスを見せてくれるとは……いや、思っていました」「みんな初対面のときから見てきて、どういう希望と夢を持っていたか、僕は誰よりもよく知っているので、100%ではないかもしれないけどメンバーたちの気持ちをいちばんわかっている人として、今日は夢みたいなステージでした」と語る。「こんなにたくさん観に来てくださって本当にありがたいし、10月のデビューでまだ発表していないタイトル曲を公開することになるので、たくさんの熱い応援をお願いします!」――そんな意気込みを伝え、最後に横1列に並んだ8人は、端に立つJAEJOONGの「これからも一生懸命頑張るSAY MY NAME、JAEJOONGになりたいと思います!」「今日はどうもありがとうございました!」という言葉で深々とお辞儀した。

 一人称が「아빠(パパ)」になったり、ステージ上に落ちたものをきちんと拾って帰る健気なSAY MY NAMEメンバーの行動に膝から崩れ落ちそうになって「かわいい娘たちですね、本当に」と話したりと、終演時にはすっかり“父”の顔になっていたJAEJOONG。未来への希望あふれるSAY MY NAMEは、彼のもとでこれから大きく成長し、世界に羽ばたいていくのだろう。

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