WILD BLUE 山下幸輝・宮武颯・鈴川直弥・池田優斗・鈴陽向がデビューに意気込み それぞれが語った活動への期待

 国内の音楽シーンに、グローバル志向の新たなボーイズグループが誕生した。その名も「WILD BLUE(ワイルドブルー)」。メンバーは、日韓の芸能界で俳優や練習生として経験を重ねてきた山下幸輝、宮武颯、鈴川直弥、池田優斗、鈴陽向の5名である。今回、同グループの結成を記念し、8月26日に東京ポートシティ竹芝 ポートスタジオでメンバー全員が登壇した記者会見が行われた。

 まずはグループ名の由来について質問が挙がると、リーダーを務める山下は「WILD BLUEには『無限に広がる青空』という意味が込められていて、いつも誰かのそばに居続け、力を必要としている人に勇気や希望を与え、(WILD BLUEのことを)昔から知っていたような不思議な気持ちにさせてくれるグループでありたいという想いが込められています」と説明。

 続いて、グループとして描く将来像については、サブリーダーの宮武が「たくさんの人たちの心を動かせるような音楽を届けられることが一番かなと思っています」「ポジティブな面もネガティブな面も表現できるアーティストになれたら、いつもどんな時も、皆さまに寄り添えるアーティストになれると思うので、それが目標です」と、自身の考えを一つひとつ丁寧に語った。

 グループの推しポイントについては、鈴川が「ダンス経験の多いメンバーが集まっているので、力強くも繊細なダンスパフォーマンスができる」「俳優経験のあるメンバーもいるので、演技力も推しポイントの1つかなと思います」と熱弁。また、今後グループとして挑戦したい活動について尋ねられると、池田は「グループとしてたくさんステージに立ちたい」と語り始め、「役者やモデル、バラエティ、声優のお仕事など、幅広いジャンルで活躍できたらいいなと思っています」と、グループや個々のメンバーで大きな夢を描いていることを明かした。

鈴 陽向

 会見の終盤には、グループの今後の活動に関して3つの情報が発表された。まず、9月6日に1stデジタルシングル『WILD BLUE』が配信リリースされる予定だという。山下は今作について「僕らの始まりにふさわしく、どこか懐かしさも感じられるような楽曲になっていますので、ぜひ楽しみにしていてください」と笑顔でコメント。

 続いて、11月11日にパシフィコ横浜 国立大ホールにてデビューショーケース『The First Light』を開催することが発表された。これについて池田は「ドキドキもあり、ワクワクしている気持ちもあり、いろんな気持ちでぐしゃぐしゃなんですけど、パフォーマンスを見てくださった方が希望や勇気、プラスのエネルギーを持って帰っていただけるように一生懸命準備しているので、楽しみにしてほしいなと思います」とコメント。鈴川はデビュー直後にもかかわらずパシフィコ横浜でイベントを開催できることに驚きを隠せなかったといい、「『えっ?!』ってびっくりしました。初めて僕たちのファンの前で発表できる機会が本当に貴重なので、今から楽しみです」「明日頑張ろうと思えるようなパフォーマンスをできるよう、頑張ります」とショーケースへの想いと意気込みを語った。

 最後に、9月7日に開催される『第39回 マイナビ東京ガールズコレクション 2024 AUTUMN/WINTER』への出演決定が明かされた。さいたまスーパーアリーナの大舞台がグループの初ステージになるということで、宮武は「すでに緊張している」「でも、たくさんの人に会えるというワクワクのほうが大きくて。はやくパフォーマンスしたくてうずうずしています」と、イベント出演に大きな期待を寄せていることを語った。鈴は「自信を持ってお届けできるような楽曲とパフォーマンスになっているので、期待していただきたいです」とファンに向けて言葉を紡いだ。

 会見の最後は、リーダーの山下がグループを代表して挨拶。山下は「(デビューを知らせる)このときが来ると思っていなくて、感慨深い時間になりました」「今のこの景色も、これから刻む地図に書き込みたい」「パフォーマンスにも期待していただけたら」と思いの丈を語り、会場を後にした。

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