LDHアーティスト96名の白熱した戦い 『LDH CLUB CHAMPIONSHIP ~PLAY 4 VICTORY~』レポ

 8月14日〜21日、LDHのデジタルコミュニケーションサービス「CL」にて『CL 4th Anniversary Special Week』が開催された。

 初日となる8月14日、有観客イベント『LDH CLUB CHAMPIONSHIP 〜PLAY 4 VICTORY〜』が千葉・LaLa arena TOKYO-BAYで行われた。LDHに所属する総勢96名のアーティストが集い、グループの垣根を越え、さまざまなバラエティ企画で競い合った。

 イベントは、オープニングアクトのLucky²、RAG POUNDによるパフォーマンスでスタートした。続いて、司会を務める木村慧人(FANTASTICS)と陣(THE RAMPAGE)が登場し、選手入場へ。今回は、LDH草野球チーム「中目黒リュージーズ」、LDHサッカーチーム「LDH ESPERANZA」、LDHバスケットボール部「NAKAME Lemon Stealerz」、LDHゴルフ部「LDH FULL SWING CLUB」の、4つのクラブチームに分かれての対戦となる。

 選手がそろったところで、LDH FULL SWING CLUBキャンプテンの山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS)は「俺ら少なくない?」とやや不満気な様子。20名以上いる中目黒リュージーズとLDH ESPERANZAに対し、NAKAME Lemon Stealerzは16名、LDH FULL SWING CLUBにいたっては7名と人数差がある。そこで、公平を期すために、人数の少ない2チームには助っ人が加わることに。事前に発表されていたメンバーのほか、草野球、サッカー、バスケのチームを掛け持ちしている神谷健太(THE RAMPAGE)は、キャンプテン同士のじゃんけんによって中目黒リュージーズへの参加が決まった。

 今回行われる競技は6つ。それぞれ成績に応じた得点が加算され、すべての競技を終えて合計得点が高いチームが優勝となる。第一競技は「10種障害物リレー」。おんぶパイ食い競争、足つぼ麻袋競争といった10種目をリレー方式でこなし、一番早く終えたチームが勝利となる。接戦の末、最終種目の黒ひげ危機一髪キャッチを山下が瞬時に成功させ、LDH FULL SWING CLUBが一歩リードする形となった。

 第二競技は「借り物競争」。各チームから代表3名が参加し、くじ引きで指定された物を持っている人を客席から10分以内に見つけ出す。片寄涼太(GENERATIONS)の「ご祝儀袋」、ØMI(三代目 J SOUL BROTHERS)の「ピン札の新札」など難易度が高いお題も多いなか、残り時間4分を残してなんと12名全員が成功。「ご協力いただいたおかげで、すぐにご祝儀袋が見つかりました!」(片寄)、「俺が行ったら札束が振られてた(笑)」(ØMI)と、感謝を告げながら嬉しそうな表情を浮かべる代表者たちだった。

 1回目のハーフタイムショーには、iScream、Girls²、THE JET BOY BANGERZ、WOLF HOWL HARMONY、KID PHENOMENON、LIL LEAGUEの6組が参加。それぞれのパフォーマンスを経て行われたのは、互いに目隠しした状態で相手を斬る「気配斬り対決」だ。2回戦行い、1戦目は中目黒リュージーズ、2戦目はNAKAME Lemon Stealerzの勝利。床を這うような動きで健闘を見せた中務裕太(GENERATIONS)は「寝転んでれば当たらんかなと思って」、早々に脱落してしまったEXILE NAOTO(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)は「4年間これに向けて頑張ってきたんですけど、メダルを持って帰ることができなくて……」とオリンピック選手風のコメントで会場の笑いを誘った。

 第四競技は「LDH組体操」。各チーム代表者10名が参加し、サボテン、垣根、ピラミッドとスフィンクスの3種の組体操を行った。サボテンでは、NAKAME Lemon Stealerzの吉野北人(THE RAMPAGE)とLIKIYA(THE RAMPAGE)が一度失敗してしまったものの、陣が「一発で成功したら10ポイントあげる」と再チャレンジを許可し、見事リベンジを果たした。しかし、「聞いてない!」と他チームからは反感を買う事態に。

 また、配置やチームワークが鍵となるピラミッドとスフィンクスは、3チームが見事成功。唯一クリアできなかったNAKAME Lemon Stealerzは「Lemon Stealerz解散します!」と宣言し、司会のふたりから「そんなに重く受け止めないで!」とツッコまれていた。

 第五競技は「ダンシング玉入れ」。チームの代表10名が、敵チームの代表3名が背負うカゴに制限時間内に玉を入れていく。ただし、途中で音楽が切り替わったら手を止め、客席に向かってダンスを踊らなくてはならない。玉入れに夢中で音楽が変わっても踊りださないメンバーたちに、実況席からは「お客さんのためにダンスを見せて!」との声が飛び交う。全チームが140個以上という好成績を残すなか、中目黒リュージーズが最多数で勝利を飾った。

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