筒井あやめ＆池田瑛紗、“先輩”として未来を形作る意識 乃木坂46の入り口になるべく重ねた成長
センター 井上和の変化
──この曲でセンターを務めるのが井上和さん。昨年の33枚目シングル『おひとりさま天国』以来二度目の表題曲センターとなりますが、1年前と比べて変化や成長を感じることはありますか？
筒井：めちゃめちゃ感じています。去年はツアー中も常に不安そうにしていたんですけど、今年は……周りに見せていないだけかもしれないですけど、私が見ている限りではすごく堂々としているように映って、去年の和ちゃんと全然違うなって印象があります。
池田：先ほどお話しした『セラミュ』の期間が、和の中でもすごく大きな変化の機会になったんじゃないかと思うんです。よく一緒に話すんですけど、（月野）うさぎちゃんを演じたことで感情をストレートに出せるようになったよねって。今年は和のほうからも積極的にいろいろ話してくれるようになったし、逆に私のほうからも積極的に話を聞くようになりました。
筒井：やっぱり初めてのときってどうしてもわからないことが多いけど、昨年いろんな人に支えられたことで「周りに頼ってもいいんだ」っていうのもわかってきたかもしれないですよね。
池田：同期はもちろんですけど、先輩とも関係性や絆が深まったと思いますし。そこが去年とは全然違うんだと思います。
──MVは21stシングル『ジコチューで行こう！』（2018年8月）以来、約6年ぶりの海外ロケ。シンガポールでの撮影はいかがでしたか？
筒井・池田：楽しかったです！
池田：私は前作のアンダー曲「車道側」のMVもすごく好きなんですけど、今回は同じ監督さん（伊藤衆人）なので、それが個人的に嬉しかったです。
筒井：「車道側」のときも一人ひとりに細かい設定があったんですけど、そこは今回も一緒で。私たち4期生と3期生さんは大学生、5期生は高校生という設定で、5期生だけシンガポールの学校の制服を着ているんです。
池田：私は人見知りの転校生っていう設定で。「人見知りの役だから、それらしく演じてね」って監督さんに言われて、カメラの前でもそういうふうに振る舞ったんですけど、逆に「ちょっと人見知りすぎるかな」ってツッコまれたりしました（笑）。
筒井：（笑）。てれぱん（池田）の人見知りがどんどん解放されていくドラマパートと、シンガポールのいろんな場所でダンスしている場面をぜひ一緒に楽しんでもらいたいです。
──今回のシングルには、『乃木坂工事中』の企画「新軍団ドラフトバトル」から生まれた3つの軍団（「楓さんを正そう軍団」「まゆたん協会」「首ンセス」）によるユニット曲も収録されています。池田さんは田村真佑さんが軍団長の「まゆたん協会」、筒井さんは弓木奈於さんが軍団長の「首ンセス」に参加されていますが、それぞれが歌唱するユニット曲についても聞かせてください。
筒井：私が参加する「君にDitto」はすごく大人っぽい楽曲で。サビで〈ditto〉って言葉を繰り返すんですけど、そういうフレーズも今まであまりなかったですし、とにかく舌がうまい具合に回らなくてレコーディングも大変でした。あと、あの弓木がこの大人っぽい曲を歌うギャップもすごく楽しみで。見た目だけだったら本当に綺麗なお姉さんなので……（笑）。
──“だけ”ですか（笑）。
筒井：喋ったら不思議さんなんですけど（笑）、あのビジュアルなのでこういうセクシーな曲は本当に合いそうだなって思います。そこでもまたギャップを見せられるんじゃないかと思うので、今から皆さんの前でパフォーマンスするのが楽しみです。もちろん、それまでにサビの〈ditto〉をリピートするところで舌を噛まないようにしっかり練習しておきます（笑）。
池田：「まゆたん協会」は「懐かない仔猫」という曲を歌っているんですけど、軍団長の真佑さんがとにかく可愛いから隣にいるだけで幸せで。前回のシングルでも「ぶんぶくちゃがま」というユニット曲で一緒だったこともあるので、また同じユニットで歌えてうれしいです。
──「ぶんぶくちゃがま」はちょっと風変わりなタイプの楽曲でしたが、今回の「懐かない仔猫」はストレートなロックナンバーですね。
池田：そうなんです。まずそこにびっくりしました。でも、こういうタイプの曲も歌ってみたかったので、みんなで聴いたときは全員で喜びました。歌詞も猫がモチーフになっているので、歌うときにもちょっと気まぐれな感じを表現したくて。それに軍団のコンセプト的にも可愛らしさがあると思うんですけど、このロックな曲調に合わせて「ただ可愛いだけじゃないぞ！」みたいな、そういう思いも込めて歌ってみました。
「オリジナルを大切にしながら、未来に受け継いでいける人でいたい」（筒井）
──今回のシングルも非常にバラエティ豊かな楽曲が揃っていますが、池田さんは全7曲中4曲（「チートデイ」「あの光」「懐かない仔猫」「熱狂の捌け口」）と、メンバーの中でも最多参加数なんですよね。
池田：初めて4曲も参加させていただきました。4曲ともタイプが全然違うので歌っていて楽しかったですし、何より多くの曲を通していろんな方の目に触れる機会をいただけたのがすごいありがたくて。それぞれの曲に合わせて違った魅力を発信できたらな、と思います。
──「熱狂の捌け口」は、これまでの5期生曲ともタイプが異なりますよね。
池田：そうなんです。すごくストレートでカッコいい曲なんですけど、5期生曲にはこういうタイプの曲って少ないんです。初めていただいた「絶望の一秒前」（2022年3月発売の29thシングル『Actually...』収録）もカッコいい系だけど、どちらかというとちょっとアンニュイ寄りでしたし。今回は一ノ瀬美空がセンターなんですけど、あの子はダンスが本当にカッコいいのですごくぴったりな曲だと思いますし、MVでもみんなノリノリだったので、彼女含めて5期生のまた新しい一面をお見せできてるんじゃないかと思います。
──今回のシングル発売日である8月21日は、乃木坂46の結成13周年記念日であり、活動14年目に突入する大きな節目でもあります。このあとには6期生加入も控えていますが、おふたりは今後のグループにおいてどんな存在になり、どのように貢献していきたいですか？
筒井：私は乃木坂46においてダンスがすごく好きなので、初期の振り付けを崩したくないっていう気持ちが強いんです。私はオリジナルの振り付けを大切にしたくて。それこそ卒業された1期生や2期生の先輩方が今の私たちを見たとき、「この振り付け、今もちゃんとやってくれているんだ。嬉しい」と思ってもらいたいですし、初期の頃から好きなファンの方にも「このダンスの綺麗な感じ、変わらないね」と思っていてほしいので、そういう細かいところを守りながら、未来にも受け継いでいける人でいたいなと思います。
池田：私が加入する前から乃木坂46というグループは本当に大きな存在で、それこそ私もずっと応援していました。だからこそ、ここで終わらせるわけにはいかないと後輩ながらにすごく感じていて。今はグループにとって一番の後輩ですけど、私たち5期生だからこそ出せる新しい魅力もあるはずなので、一人ひとりが自分にしか出せない個性を発揮させて、今まで乃木坂を知らなかった層の方々にも、グループを好きになってもらうための新しい入り口になれるような存在になりたいです。
──それこそ池田さんは芸術方面で才能を発揮していますし、レギュラー出演している『小峠英二のなんて美だ！』（TOKYO MX）などを通じて新たな層にアピールできていると思いますよ。ちなみに、先輩になる心構えはもうできましたか？
池田：実はまだまだ実感がなくて（苦笑）。でも、その時は「今よりももっとしっかりしなくちゃ！」って気持ちが強くなるんじゃないかと思います。
筒井：私たち4期生が5期生たちと接するときもそうでしたけど、きっと5期生たちも先輩たちにしてもらったことを自然と後輩たちにしてあげられるようになるんじゃないかな。そうすることが、ここから先の乃木坂の未来につながっていくはずだと信じています。
チェキプレゼント
乃木坂46 筒井あやめ＆池田瑛紗のサイン入りチェキを1名様にプレゼント。応募要項は以下の通り。
＜X（旧Twitter）からの応募＞
リアルサウンド公式Xをフォロー、本記事の投稿、または応募投稿をリポストしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。
＜Instagramからの応募＞
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※非公開アカウント、DMを解放していないアカウントからの応募は抽選対象外となりますのでご注意ください。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
※チェキはランダムでの発送となります。指定はできません。
※当該プレゼントは、応募者が第三者へ譲渡しないことが応募・当選の条件となります（転売、オークション・フリマアプリ出品含む）。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され賞品をお返しいただく場合がございます。
＜締切：9月14日（土）＞
◾️リリース情報
乃木坂46『チートデイ』
発売日：2024年8月21日(水)
購入：https://nogizaka46.lnk.to/20240821_36thSinglePKG
配信：https://nogizaka46.lnk.to/cheat_day
【初回仕様限定Type-A〜D（CD＋Blu-ray）盤】
¥2,000（税込）
※初回仕様限定盤・封入特典
応募特典シリアルナンバー封入
メンバー生写真（各Type別32種より1枚ランダム封入）
【通常盤（CDのみ）】
¥1,200（税込）
＜Type-A＞
DISC1
1.チートデイ
2.あの光
3.落とし物
4.チートデイ -off vocal ver.-
5.あの光 -off vocal ver.-
6.落とし物 -off vocal ver.-
DISC2
『35thSG アンダーライブ』
1.ジャンピングジョーカーフラッシュ（DAY1）
2.バンドエイド剥がすような別れ方（DAY1）
3.自惚れビーチ（DAY1）
ライブ直前インタビュー集1
＜Type-B＞
DISC1
1.チートデイ
2.あの光
3.君にDitto
4.チートデイ -off vocal ver.-
5.あの光 -off vocal ver.-
6.君にDitto -off vocal ver.-
DISC2
『35thSG アンダーライブ』
1.思い出が止まらなくなる（DAY1）
2.あの日 僕は咄嗟に嘘をついた（DAY1）
3.嫉妬の権利（DAY1）
4.不等号（DAY1）
ライブ直前インタビュー集2
＜Type-C＞
DISC1
1.チートデイ
2.あの光
3.懐かない仔猫
4.チートデイ -off vocal ver.-
5.あの光 -off vocal ver.-
6.懐かない仔猫 -off vocal ver.-
DISC2
『35thSG アンダーライブ』
1.日常（DAY2）
2.Hard to say（DAY2）
3.さざ波は戻らない（DAY2）
4.踏んでしまった（DAY2）
ライブ直前インタビュー集3
＜Type-D＞
DISC1
1.チートデイ
2.あの光
3.Keep in touch
4.チートデイ -off vocal ver.-
5.あの光 -off vocal ver.-
6.Keep in touch -off vocal ver.-
DISC2
1.Actually...（DAY3）
2.夜明けまで強がらなくてもいい（DAY3）
3.車道側（DAY3）
4.ジャンピングジョーカーフラッシュ（DAY3・Wアンコール）
ライブ直前・直後インタビュー集4
＜通常盤＞
1.チートデイ
2.あの光
3.熱狂の捌け口
4.チートデイ -off vocal ver.-
5.あの光 -off vocal ver.-
6.熱狂の捌け口 -off vocal ver.-
◾️最新ライブ
『真夏の全国ツアー2024』
2024年8月24日 愛知県・バンテリンドームナゴヤ
2024年8月25日 愛知県・バンテリンドームナゴヤ
2024年9月2日 東京都・明治神宮野球場
2024年9月3日 東京都・明治神宮野球場
2024年9月4日 東京都・明治神宮野球場