SixTONES 田中樹、『THE MUSIC DAY』ラップコラボから感じたこと “永遠にできる”努力で叶えていく夢

 ちなみに、この日のステージ衣装は私服だったそう。田中はエミネムへのリスペクトを込めて「(第56回NFL)スーパーボウルのハーフタイムショーのエミネムを意識した」服装に身を包んだという。すると、舞台裏でRYOKIから「それ絶対ハーフタイムの衣装ですよね」とリアクションがあり、すかさず田中は「RYOKIさんも絶対あのころ(「Lose Yourself」が主題歌であるエミネムの主演映画『8 Mile』)のエミネムですよね」と返して盛り上がったそう。

 すると、ELLYからは「言ってよ。俺ELLYで来ちゃったよ」とエミネムを意識した衣装ではなかったことを悔やむ発言があったのだと明かして笑いを誘う。また、そこで終わらせないのが田中のにくいところ。「いや、ELLYさんは真ん中でELLYでいてください。それが俺らの安心なんです」とすかさずフォローを入れるのだった。

 かつて田中はインタビューにて、こんな言葉を残している。「(夢を叶えるために大事なことは)努力を努力だと思わないこと。努力だと思って歌やギターを練習したらキツいけど、遊びだと思えば、永遠にできるでしょ?」(※1)。本番ギリギリまで歌い続けてパフォーマンスの質を高める努力をすることも。エミネムへの尊敬の念を服装という形で示すことも。共にステージに上がる人の気分をアゲることも。メンバーの愛情に言葉で感謝を告げることも。そして、そのすべてをラジオでファンに伝えることも……田中にとっては遊びのように楽しくて幸せな時間なのだろう。

 「(ELLY、RYOKIとは)いつか一緒にラップ作ったりして曲を出せたらいいなっていう夢を抱きましたよ」と心の内を明かした田中。その新たに生まれた夢も「永遠にできる」努力を続けていった先に、きっと楽しみながら叶えられるのではないかと期待している。

※1:https://www.vivi.tv/post91952/

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