白濱亜嵐、『ULTRA Beach Bali 2024』初出演 ソロDJとして挑んだインドネシア・バリの大舞台

 ステージの終盤になると、メロディアスな楽曲が増え、観客はその変化を楽しみながら、白濱のDJパートを最後まで存分に楽しもうと笑顔を見せる。

 ステージはいよいよラストスパートへ。吹き出したスモークの中で白濱は再びDJコントローラーが置かれた台に乗り、マイクを片手に声を上げて観客を煽っていく。華やかなメロディと映像、ライトの中で、ビートにノリながらDJコントローラーを操作する白濱からは、持ち時間の最後まで観客を楽しませようとする気概を感じる。ずしっと体を捉えて離さないビートが印象的な楽曲を続けざまに繰り出すと、最後は畳みかけるような激しいビートで観客を盛り上げ、サイレンのような電子音を響かせてステージを終えた。白濱は「Thank you, bodys! I wanna see you again.」と観客に再会を約束し、舞台を後にした。

 イベント終了後、初の『ULTRA Beach Bali 2024』でのステージを踏んだ白濱を直撃。大舞台から見えた景色や今後への想い、ファンへのメッセージについて語ってもらった。

「ようやくスタート地点に立てたという思いもありながら、世界へチャレンジするにあたって自分自身の磨かねばいけない所は沢山あるなと感じました。プレイが始まったときはお客さんもまだ入りかけている途中だったり、自分が無名なので自分のDJに興味を持ってなさそうな人もいたので、音に乗ってない人を絶対に踊らせて、歩いている人の足を絶対に止めてやるという強い思いで臨んでました。グループで駆け出しの頃路上ライブをしている時と同じような気持ちだったように感じます。そしてちょうど夕方から暗くなる時間帯の出番だったのでお客さんの雰囲気を見ながら自分らしさも残しつつ選曲していたのですが、しっかり後半に行くに連れて会場のボルテージを上げていけた感覚はあったので初めてにしては特に大きなミスもなく終わることが出来ました。ダンスミュージックはポップスやヒップホップに比べると日本での市場はまだ小さいと思うので少しでも興味を持つ人が増えるように頑張りたいと思います!」

 初の舞台とは思えないほど、持ち時間の冒頭から観客の心を掴んでいた白濱。そのDJパフォーマンスは、SNSでファンが「白濱のエネルギーは本当に刺激的」「誰にも止められない存在」と綴っていたほどエネルギッシュで、心躍るステージだった。今回の経験が、白濱の今後のソロ活動に大きな影響を与えることは間違いないだろう。白濱の今後の活動に大いに期待したい。

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