SixTONES、ラーメン作り動画に表れるグループの良さ 互いを尊重し合うスタンスが見えるものに
一方、森本リーダーは髙地とは違い、年上の田中・松村にだいぶ押され気味。最初は、「(前に家で作った)豚骨ラーメンをみんなに振る舞いたい! あの感動をみんなにも味わってほしい!」というスタンスだったのに、田中と松村の意見を取り入れすぎて「家で作ったやつとは、まったく違うけど。このまま行ってみようぜ!」と結局“別モノ”を作ることになってしまったのが面白い。師匠側のポジションだったはずなのに、松村から「豚骨は臭さが大切だから」とアドバイスを受けていたのにも笑ってしまった。
ただ、その柔軟さもSixTONESの魅力のひとつ。楽しむことが好きな彼らだからこそ、それぞれが周りの意見を取り入れながら、最善の方向に持っていくのがうまいように感じる。みんなが楽しめて、みんなが心地よくいられるためにはどうすればいいのか? “自分”ではなく、“みんな”ファーストな6人が集まっているからこそ、彼らのYouTubeは観ていて癒される。髙地チームの豚骨ラーメンを食べたあと、「なんでお前ら、店出してないの?」と褒めちぎっていた田中。結局、対決だったはずが最終的に順位をつけることもせず、“みんな違ってみんないい”で終わるところに、SixTONESらしさが詰まっているような気がした。
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