eill、自分らしくいることを体現したステージ 25歳の今を刻んだZepp DiverCityワンマン
またeillは自身も経験した現代社会における自己肯定の難しさについて「何があっても“自分なら大丈夫”っていつも思ってください。あなたの味方をしてあげられるのはあなた自身なんだから」「スポットライトは誰かに当てられるものじゃない。自分で自分に当てるものだ」という熱いメッセージを伝えた後に「SPOTLIGHT」を歌う。彼女はステージ上で歌い、音と戯れることで自分らしくなれるようだ。「FAKE LOVE/」「ここで息をして」と続くクライマックスでは場内に思いっきりエネルギーを発散して、観客もそれ受け止めては声援で返し、ポジティブなエネルギーをループさせるパワフルなステージングを見せた。そして「今日はみんなありがとう。また会える日まで元気でいてください。最後、嫌なことを全部吹き飛ばすくらいみんなの大きな心の声を聞かせてください」とシャウトして観客とともに「WE ARE」を大合唱した。
アンコールでは「罠」と「letter...」を歌唱した。また4月9日にWeverseにて公式コミュニティをオープン、秋にツアー『BLUE ROSE TOUR 2024』を開催することも発表。8都市を回り、ファイナルは自身初のホールワンマン、東京・国際フォーラム・ホールCで行われる。社会へのメッセージを背伸びしない自分の目線で発信し続けるeillは、次のツアーでどんなステージを見せてくれるのだろうか。そんな期待が胸に残る心地よいワンマンライブだった。
■セットリスト
1.hikari
2.花のように
3.MAKUAKE
4.palette
5.メドレー
HUSH、Succubus、初恋
6.happy ending
7.片っぽ(acoustic)
8.プレロマンス(acoustic)
9.フィナーレ。
10.25
11.23
12.20
13.SPOTLIGHT
14.FAKE LOVE/
15.ここで息をして
16.WE ARE
En1.罠
En2.letter…
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