GYUBIN「Really Like You」バイラル首位 ソロシンガーとしてK-POPを世界に広める一人となるか

Viral Chart Focus

 Spotifyの「Daily Viral Songs(Japan)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top Songs」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたランキング。同チャートの3月6日付のTOP10は以下の通り。(※1)

1位:Gyubin「Really Like You」
2位:千葉雄喜「チーム友達」
3位:Christell「Dubidubidu (Chipi Chipi Chapa Chapa)」
4位:LIL LEAGUE「Lollipop」
5位:Number_i「GOAT」
6位:Omoinotake「幾億光年」
7位:WOLF HOWL HARMONY「Frozen Butterfly」
8位:Djo「End of Beginning」
9位:SPYAIR「オレンジ」
10位:swetty「junkie」

 Christell「Dubidubidu (Chipi Chipi Chapa Chapa)」やNumber_i「GOAT」、swetty「junkie」といった、すでに1カ月以上にわたってこのチャートを賑わせ続けている楽曲が、まだ根強くトップ10圏内をキープしている3月第1週目のSpotifyバイラルチャート。そんななかでも、ラインナップの新陳代謝の兆しが見えてきている。公開17日で興行収入が50億円を突破した『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』の主題歌「オレンジ」が、今週のバイラルチャート9位にランクインしている。「オレンジ」は、4度目となるSPYAIRと『ハイキュー!!』がタッグを組んだ楽曲だ。増え続ける動員人数を見ても、これから話題性が高まっていきそうな『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』の動向と合わせて、主題歌の「オレンジ」もまだまだチャートを駆け上ることが予想される。そして、全世界を集計対象としたグローバルバイラルチャートで首位を獲得し、その人気が日本にも波及しているのが今週8位にランクインしたDjo「End of Beginning」。実はNetflix配信の人気ドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のスティーブ・ハリントン役で知られている俳優のジョー・キーリーが音楽活動時の別名義 Djoとしてリリースした楽曲である。歌詞の一部を引用したショート動画がTikTokを中心にグローバル規模のバズを起こしており、バイラルチャートにもその人気が飛び火している。

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