SUPER★DRAGON「青い光で走る先を照らしてほしい」 BLUEと特別な喜び分かち合った9周年イベント
12月22日、9人組ダンス&ボーカルグループ・SUPER★DRAGONが9周年スペシャルイベント『SUPER★DRAGON 9th Anniversary Special Event “999”』を東京・豊洲PITにて行なった。約1時間半、全力でBLUE(SUPER★DRAGONのファンの呼称)を楽しませた9人の姿をレポートしたい。
オープニングSEが流れると、会場を埋め尽くした青のペンライトが一斉に揺れる。大きな歓声とともにメンバーが姿を現し、「Pendulum Beat!」がスタート。松村和哉が「Say! スパドラ!」とコール&レスポンスを求める。会場から大きなレスポンスが返ってくると、ダンスと歌、ラップで一気に盛り上げていく。さらに「Monster!」で会場を沸かせていった。
ここで「俺たちがSUPER★DRAGONです! よろしくお願いします!」と挨拶。深々とお辞儀をする姿が好印象だ。続けてそれぞれの自己紹介へ。古川毅、伊藤壮吾、田中洸希、飯島颯、池田彪馬、志村玲於、柴崎楽、松村、ジャン海渡の順で、個性溢れる挨拶を決めていくと、ジャンが「一緒に楽しむ準備できてますか! それではデンジャーな夜にしていきましょう」と曲振りをして「WARNING」がスタート。クオリティの高いパフォーマンスを楽しんでいると、曲の途中でサイレンが鳴って暗転。メンバー1人ずつソロダンスを披露していく。盛り上がりが高まったところで赤い照明に切り替わると、続けて「Don't Let Me Down」へ。ラップもボーカルもスタイリッシュで、彼らのスキルの幅広さが見えてくる。さらにSUPER★DRAGONの歌を“聴かせる”ナンバー「Burning in the nights」と続き、会場を包み込んでいった。
ここで、飯島の進行でこれまでで印象に残っているライブについてトークが繰り広げられた。志村は「配信ライブかな。廃工場でやったときは実際現地に行って下見をして、ここなら踊れそうですよねってやってたんだよね」、柴崎は「(グループ内ユニットライブツアー)『TRIANGLE』。ワンマンライブという形で(ユニットに分かれて)やったのは始めてだったから印象は大きく残ってる」、伊藤は「いろいろやったけど、(フリーライブツアー)『Road to Real』とかね」とそれぞれ語っていく。さらに初ワンマンライブの話も挙がり、8年間を振り返っていった。
飯島が「999、まだまだ盛り上がっていきましょう!」と言うと、早くもラストスパートへ。まずは「Purple Moon」でBLUEとの絆を確かめるように会場中のペンライトを揺らしていく。続いて飛び出したのは「Revolution」。メンバー1人を際立たせたり、9人での“群衆の美”を見せたりと、凝ったフォーメーションも阿吽の呼吸で見事に表現していたのが印象的だ。ここで古川が「この曲でラストです!」とアナウンス。会場からは「えー!」と惜しむような悲鳴が聞こえてくるが、「最後に悔いなく、タオルとペンライトを振り回して空をぶち抜いていこうぜ!」と告げて「Reach the sky」へ。無数のタオルとペンライトが宙を舞うと、メンバーたちのテンションも上がっていく。途中、池田が歌詞を間違えるハプニングもあったが、笑顔で駆け抜けていった。