乃木坂46 与田祐希＆向井葉月、先頭に立った1年の変化 「Monopoly」で歌う“互いへの想い”
Wセンター 遠藤さくら＆賀喜遥香には「すべて任せられる」（向井）
──11月14日にはYouTubeの生配信『Monopoly First Live』で、この楽曲を初パフォーマンスしました。
与田：緊張しなかった？
向井：めちゃくちゃ緊張した！
与田：すごい数の方々が同時視聴してくださったんですよね？（同時視聴者数18.5万人を記録）
向井：独特の緊張感があったよね。
与田：初披露だし、生配信だし、SHIBUYA TSUTAYAだし。
向井：リリースのたびにパネルを飾っていただいたりと、ずっとお世話になってきた場所だったから絶対に失敗できないし、したくなかったし。
与田：フルサイズでの初披露だったので、かなりの緊張感だったなと。しかも、当日はバタバタしていて。
向井：そうそう。実は衣装も当日に初めて着用したので、まだ慣れていなくて。どうやって扱って踊ろうかなと考えたりしていたので、いろんな緊張がありました。
与田：でも、楽曲や衣装がすごく素敵で、それを生配信で届けられることは楽しみでもありましたし、「観た方たちがどう感じてくれるんだろう」「どう受け取ってくれるんだろう」っていうワクワク感もありました。
向井：配信が終わったあとにすぐ移動したんですけど、車の中でスマホを見たらSNSで急上昇ランク1位になっていて。「超いい曲だ！」と絶賛してくださるコメントも多かったので、すごく嬉しくなりました。
与田：18万人以上もの方がこの1曲のために観てくださったなんて、それって本当にすごいことですし、だからこそもっと頑張らなきゃなとさらに身が引き締まりました。
──MVもかなり見応えのある仕上がりですね。
向井：空間も美しいし、メンバーも美しいし、映像も美しいし。すべてが美しすぎます。
与田：絵本の中に入ったみたいな異世界感があるよね。でも、ただ可愛いだけじゃなくて、例えばモノが壊れたりとか崩壊したりとか、ちょっと棘もあるんです。個人的には、さくちゃん（遠藤さくら）の笑顔とか、かっきー（賀喜遥香）の食べている姿とかがすごく印象に残っていて。（取材日の段階では）まだ1回しか観ていないんですけど、2人のそのシーンは1回観ただけでも頭に残るんじゃないかな。
──ちなみに、ダブルセンターの遠藤さんと賀喜さんについては、それぞれ単独でセンターをやっていたときと今回とで成長を感じることはありましたか？
与田：個人的には、2人の強さと儚さのバランスがすごく素敵だなと思っていて。逞しくて頼れる部分もあるんだけど、支えたくなるような可愛らしさもあるというその存在感に、心を掴まれます。
向井：ソロでセンターをやっていたときとは違うカッコよさが、2人それぞれから感じられて。そんな2人が一緒にセンターに立つと、こんなに大きなものになるんだっていうことをMV撮影のときに感じました。「この2人にならすべて任せられる」っていう頼もしさや安心感が今まで以上にあります。
「2024年は今年以上に挑戦する1年にしたい」（与田）
──今回のシングルは、カップリングに個性的なユニット曲が多いですよね。与田さんは「手ごねハンバーグ」という楽曲を、田村真佑さんと一ノ瀬美空さんと一緒に歌っています。
与田：「パッションフルーツの食べ方」（『好きというのはロックだぜ！』収録）、「銭湯ラプソディー」（『ここにはないもの』収録）ときて「手ごねハンバーグ」。今回もクセの強いタイトルですけど、楽しい曲が続いて嬉しいです（笑）。
向井：与田は楽しい担当なのかもね（笑）。
与田：まだ振り入れはしていないですし、レコーディングもバラバラだったので、3人揃ったらどんな感じになるのかが楽しみなんです。
向井：振り付けで“こねこね”してほしい（笑）。
与田：確かに！ 個人的には〈レア？ ミディアム？ ウェルダン？〉って歌詞がお気に入りなので、ライブではそれにちなんだハンバーグのコスプレをしてみたいです。
向井：美空ちゃんならやってくれそう（笑）。
与田：バスラ（『BIRTHDAY LIVE』）でも「白米様」でお米のコスプレしてたし。真佑ちゃんもきっとやってくれるよ。本人がやりたいかは置いておいて（笑）。
向井：でも、これ恋の歌だよね。〈じっくりと煮込もうか？／僕たちのこの恋も ぐつぐつと…〉なんだから。
与田：恋のハンバーグか。でも、恋にレアとかミディアムって……あるか。
向井：熱を加えてどんどん美味しくなっていくんだよ。
与田：〈情熱は冷凍できない〉し、〈出来たてが一番〉だもんね……ということを、心を込めて歌います！
──ユニット曲以外にも、アンダー楽曲や五期生楽曲も含まれています。
向井：アンダー曲の「思い出が止まらなくなる」がすごくいい曲なんです！ 私、「涙がまだ悲しみだった頃」（3rdシングル『走れ！Bicycle』収録のアンダー楽曲）が大好きなんですけど、この曲にもそんな空気感があって。フレッシュさもあるんですけど、乃木坂らしい切なさとか儚さとか、そういう魅力がギュッと凝縮されていて、きっとライブではそういう要素が溢れ出るんじゃないかな。
──情熱的でエモーショナルなアンダー楽曲とはまた違ったタイプで、どこか初期の乃木坂46を彷彿とさせるといいますか。今回のアンダーメンバーにもぴったりな印象を受けました。
向井：ですよね。「涙がまだ悲しみだった頃」もですけど、こういう曲を聴くと涙が出ちゃうんですよ。だから、今からパフォーマンスを観るのがすごく楽しみです。
──ここから年末に突入し、いろいろな音楽特番に出演する機会も多いと思います。乃木坂46は今年も『NHK紅白歌合戦』への出場が決まり、いい形で新体制での1年目を締めくくれそうですが、2年目の2024年は真の意味で勝負の年になるのではないでしょうか。
与田：大事な1年ですよね。
向井：今年よりも難しい1年になりそう。私は今年、もちろんグループのことも考えていたけど、それ以上に自分のスキルを上げたいという気持ちが強くて、自分に注力することが多かったので、来年は周りを見ることを一番に考えながら、自分のことが一番じゃなくても自然とスキルを上げていけるように、周りの力を自分の力にできたらいいなと思っています。
与田：私は……正直、まだ想像できないかな。でも、何があったとしても絶対に自分にとっていい経験になると思うので、積極的にいろんなことに挑戦したいですし、グループとしてはもちろん、個人としても人間としても成長したくて。だから「何でも来い！」っていう気持ちで受け止められるような、それでいて誰かを支えられるぐらい強くなりたいなと思っています。
──2年目も守りに入ることなく、挑戦者的なスタンスで臨んでいってほしいです。
与田：そうですね。そういう意味でも、今年以上にもっといろんなことに挑戦する1年にしたいですね。とはいえ、新しいことに挑戦するというのは難しいことでもあるし、挑戦したいからといって必ずしもできるというわけでもない。特に、乃木坂46としては年明け2月にデビュー12周年を迎えるわけで、新しく挑戦できることも限られてくるような気がしていて。でも、だからこそ与えられたことに果敢に挑んで、自分たちから新しいチャンスを掴みにいけるような年にできたらいいなと思います。
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＜締切：12月27日（水）＞
■リリース情報
乃木坂46
34thシングル『Monopoly』
2023年12月6日（水）発売
【初回仕様限定（CD＋Blu-ray）盤】2,000円（税込）
＜Type-A＞
M1：「Monopoly」（34th選抜メンバー）
M2：「思い出が止まらなくなる」（34thアンダーメンバー）
M3：「助手席をずっと空けていた」（五百城茉央・梅澤美波・松尾美佑）
M4：「Monopoly」～off vocal ver.～
M5：「思い出が止まらなくなる」～off vocal ver.～
M6：「助手席をずっと空けていた」～off vocal ver.～
＜Type-B＞
M1：「Monopoly」
M2：「思い出が止まらなくなる」
M3：「羊飼いよ」（久保史緒里・中西アルノ・林瑠奈）
M4：「Monopoly」～off vocal ver.～
M5：「思い出が止まらなくなる」～off vocal ver.～
M6：「羊飼いよ」～off vocal ver.～
＜Type-C＞
M1：「Monopoly」
M2：「思い出が止まらなくなる」
M3：「手ごねハンバーグ」（一ノ瀬美空・田村真佑・与田祐希）
M4：「Monopoly」～off vocal ver.～
M5：「思い出が止まらなくなる」～off vocal ver.～
M6：「手ごねハンバーグ」～off vocal ver.～
＜Type-D＞
M1：「Monopoly」
M2：「思い出が止まらなくなる」
M3：「スタイリッシュ」（賀喜遥香・菅原咲月・山下美月）
M4：「Monopoly」～off vocal ver.～
M5：「思い出が止まらなくなる」～off vocal ver.～
M6：「スタイリッシュ」～off vocal ver.～
初回仕様限定（CD＋Blu-ray）盤共通特典
・各タイプごとに特典映像（Blu-ray）を収録（詳細は後日発表）
・全国イベント参加券1枚封入
・生写真1枚封入（34名×4種＝全136種のうち1種ランダム封入）
【通常盤】※CDのみ 1,200円（税込）
M1：「Monopoly」
M2：「思い出が止まらなくなる」
M3：「いつの日か、あの歌を…」（5期生）
M4：「Monopoly」～off vocal ver.～
M5：「思い出が止まらなくなる」～off vocal ver.～
M6：「いつの日か、あの歌を…」～off vocal ver.～