ジェシー、“SixTONESの太陽”として周囲を照らす グループ内外に与えるポジティブな影響
メンバーからも同様に、今年4月に松村北斗が出演した『ミュージックライン』(NHK-FM)で、メンバーが不安を口にした際に、ジェシーの言葉に救われたと語った。また、10月17日放送『午前0時の森』(日本テレビ系)でも、松村はMCの若林正恭(オードリー)と共に、陰と陽ならば“陽”に属すジェシーを、陽側のトップに君臨していると紹介し盛り上がったほか、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で珍しくタモリがボケた一幕について、実はジェシーが仕掛け人だったことが明かされるなど、明るいエピソードは枚挙に暇がない。
前述のラジオ番組では、ジェシーに続いて田中がフリートークをする場面があったが、普段はメンバーのトークを受け止めている田中に代わって、ジェシーがその役割を担った。こまめに相槌を打ったり、「嬉しいね」「すごいね」「いいね」と言葉を挟んだり。田中のトークを肯定しながら耳を傾け、展開に沿って一緒に驚いたり、笑ったり、ツッコミを入れたり。包容力を感じるスタンスで田中のトークを盛り上げていた。わずかな場面ではあるが、そんなところからもジェシーが事務所の先輩・後輩にはじまり、年齢やキャリアに関係なく交友関係を構築できること、愛されている理由の一端が窺えた。
10月24日放送の『バリューの真実』(NHK Eテレ)では、ストレス解消法が特集され、その一つとしてSixTONESの楽曲「WHIP THAT」を紹介。ライブでジェシーがアドリブで考えた振り付けを、メンバーがマネをするパートについて、専門家が「楽しい人を見ているとこちらも楽しくなる」と感情の伝播の例として解説すると、髙地優吾は「俺らも何が来るんだろうっていうワクワクがある」と語った。オンオフ問わずジェシーが繰り出す明るく楽しい雰囲気がメンバーにも“伝播”していくのだろう。今回、小栗旬が会いたいとラブコールを送ったように、共演者と良好な関係を築くジェシー。フレンドリーでフランクに、今後も様々な交友関係が広がっていきそうだ。
ラジオを筆頭にバラエティ番組やYouTubeでも、わずかなタイミングに即興でダジャレを挟んだり、声色を変えてキュートなキャラクターに扮してみたり。これがパフォーマンスとなれば、サングラスにロングジャケットや大胆なファー使いの衣装を着こなして圧巻のオーラを放つのだから、ジェシーの持つ底知れないエンターテインメントに魅了されてしまう。様々な人との交流を通して得るものがあったり、心躍る経験をしたり。そうした一つひとつが彼のエンターテインメントの力となっていくのではないだろうか。今年「ハマり役」「これぞエンターテイナー」などの声が聞こえてきた主演ミュージカル『ビートルジュース』を見せてくれたように、SixTONESの活動と並行して、エンターテイナー・ジェシーがどんな世界へと誘ってくれるのか、これからが楽しみだ。
※記事初出時、本文に誤りがありました。以下訂正の上、お詫び申し上げます。(2023年11月27日22:41、リアルサウンド編集部)
誤:『バリューの法則』
正:『バリューの真実』
(2023年11月29日12:09)
誤:小栗旬がいたいとラブコールを送ったように
正:小栗旬が会いたいとラブコールを送ったように
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