日向坂46のインスタ個人アカウント開設続く 河田陽菜、丹生明里、松田好花……投稿の強み

 日向坂46のメンバーが個人で発信できる場としては、SHOWROOMにおける個人配信のほか、グループ公式X(旧Twitter)の一部、メッセージアプリといった限られたメディアだった。そのどれもが基本的には日向坂46のファンに向けられたものであったのに対し、Instagramは特に若年層が幅広い交流に使っており、こういったSNSを介して発信することの意義は非常に大きい。

 メンバーの投稿を見てみると、『CanCam』(小学館)の専属モデルを務める加藤や『JJ』(光文社)の専属モデル、『andGIRL』(主婦の友社)のレギュラーモデルを務める高本は、ファッションモデルらしい華やかな写真やファッションアイテムの紹介など、個人の仕事に直結した投稿が見受けられる。イラストを描くのが得意な金村美玖はテクスチャーアートに挑戦する様子やグループ公式YouTubeチャンネル『日向坂ちゃんねる』で訪れた埼玉県のお寿司屋さんをオシャレな雰囲気で撮影するなど、それぞれの個性が活かされた投稿が多い。ブログなどでは投稿するのが難しい短尺の動画も気軽に投稿できるのがInstagramの強みだ。

 また、東村芽依は好きなカラーでもあるピンクをモチーフにした投稿が多い。こういった独特な世界観を作り上げることができるのもInstagramならでは。ブログの投稿頻度はメンバーによって違いがあるのに対して、Instagramでは定期的に投稿してくれるメンバーが多いのがファンにとっては嬉しい。今やラジオパーソナリティとしても活躍している松田は、自身が出演した番組の感想やグループに関する情報など宣伝に力を入れている印象だ。中でもメインパーソナリティを務めているラジオ番組『ひなこい presents 日向坂46松田好花の日向坂高校放送部』(ニッポン放送)の裏側を収めた動画シリーズは好評を博している。グループ内外で活躍する松田らしい視点だ。潮は「#夏の終わり」と題して夏の思い出を赤裸々に綴るほか、仲良しな美玲とのツーショットなどよりプライベートな投稿が目立っている。卒業を発表している潮に関しては卒業後のファンとの交流の場としての狙いもあるはずで、そういった意味でも個人のInstagramは今後より重宝されていきそうだ。

 今回新たに開設した河田は親近感のあるブログとは違って、今のところより外向けの投稿が多い印象を受ける。とはいえ、まだまだ開設したばかりのため、今後どのような投稿がされていくのかは楽しみにしたいところだ。他にもグループの顔でもある二期生の小坂菜緒や俳優としても活躍中の三期生の上村ひなの、個人仕事も増えてきている山口陽世などの個人アカウント開設に期待したい。

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