Snow Man、ライブ漬けの年末に 映像作品、YouTube生配信……今年ならではの特別な過ごし方
Snow Manから立て続けにうれしいビッグニュースが届いている。一つ目は岩本照がテレビ朝日系オシドラサタデー『恋する警護24時』で主演を務め、新曲「LOVE TRIGGER」が主題歌になること。二つ目は渡辺翔太が日本テレビ1月期シンドラ『先生さようなら』で主演を務め、新曲「We’ll go together」が主題歌になること。そして、2024年2月14日に10枚目となるシングルが両A面による『LOVE TRIGGER / We’ll go together』としてリリースされること。岩本と渡辺が連続ドラマで初の単独主演を飾る作品を、W主題歌としてグループで担当するという記念すべき10枚目のシングルにふさわしい内容だ。岩本が振付を担当している「LOVE TRIGGER」と、“共に歩もう”というメッセージを込めたという「We’ll go together」。楽曲の印象やパフォーマンススタイルの異なりそうな2曲が多くの人に同時期に届いていくことになるのではと今から期待が膨らむ。
そんな来年のお楽しみの前に控えているのが、12月31日リリースのライブ映像作品『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』だ。グループのYouTubeチャンネルで先行公開されている「タペストリー」の映像を観れば、Snow Manというグループの主戦場はステージにあり、このようなステージのためにグループや個人での活動があるのではと思わせるほどの気迫を感じることができる。「タペストリー」は目黒蓮が主演を務めた映画『わたしの幸せな結婚』の主題歌に起用されたエモーショナルなミディアムナンバー。目黒、渡辺の順に情感たっぷりに歌い上げるソロパートから幕を開ける。Snow Manの歌ものの可能性を追求してきた二人から始まる歌い出し、9人の細部にまで神経の行き届いた繊細なダンスが観る者を楽曲の世界観に誘っていく。この曲では、Snow Manでは初となる、ユニゾンパートなしで一人ひとりが歌い繋ぐボーカルリレー形式が採用された。歌そのものはもちろん、歌っているときの表情なども含めた9人のボーカル表現の成熟が見て取れる。舞台、俳優業やモデルなどで各自が得た経験は、パフォーマンススキルを確実に向上させている。カメラワークやステージ演出含めこの1曲だけ見ても映像作品としての完成度も間違いなさそうだ。素晴らしいエンターテインメント作品とともに1年の締めくくりができるのを楽しみにしたい。