SOPHIA、20年ぶり古巣との再契約が話題に 過去にはTHE YELLOW MONKEYらの例も
また、今やロックフェス、ライブハウスには欠かせないバンドとしてライブを中心に活動するSUPER BEAVERも異例のメジャー再契約をしている。
2009年にソニー・ミュージックレーベルズ内レーベルであるエピックレコードジャパンからメジャーデビューしたSUPER BEAVER。デビューシングル表題曲がテレビアニメ『NARUTO-疾風伝-』のエンディングテーマに抜擢されるなど華々しくデビューを飾ったものの、メジャーデビューから2年後にはレーベルを離れることに。以降は現在のSUPER BEAVERの礎となったライブ活動にそれまで以上に注力。自主レーベルの設立やロックレーベル[NOiD]とのタッグなど、インディーズならではのチャレンジングなスタンスはその後のSUPER BEAVERの音楽性にも大きな影響を与えているように思う。そして2020年にメジャー再契約を発表。レーベルは同じくソニー・ミュージックレーベルズ内レーベル・Sony Music Records。渋谷龍太(Vo)は「あなたとポップミュージック背負って、次は勝ちに行けると思ったんだよ」とコメントしており(※2)、自身の誇りや武器を身に着けて再び舞い戻るその姿は、多くのロックファンに勇気を与えた。
SOPHIA、THE YELLOW MONKEY、SUPER BEAVER。いずれもそれまでの活動休止やインディーでの地道な活動からの古巣との再契約という流れが印象的だ。自身にとって慣れ親しんだ場所で復帰するというのはそれぞれのバンドのストーリーを踏まえると一層グッと来るものがある。THE YELLOW MONKEYやSUPER BEAVERが再契約後もロックシーンで存在感を発揮しているように、SOPHIAも今後の音楽シーンを盛り上げてくれることだろう。
※1:https://www.musicvoice.jp/news/261531/
※2:https://super-beaver.com/test/
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