目黒蓮、Snow Manの活動で見せる表情 ラジオやYouTube……メンバーと過ごす時間は個人活動でも糧に
先日「第15回TAMA映画賞」最優秀新進男優賞を受賞するなど、出演作を重ねるとともに俳優としての評価を高め続けているSnow Manの目黒蓮。前クールに放送された金曜ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)では、いつでも勝ち気な“世界一のワガママ男” 天王寺陽(ハル)役を演じ、また一つ演技の新たな扉を開いたばかりだ。人気漫画を原作に持つ本ドラマを観て目黒の演技に初めてふれたという人や、目黒のことが気になり調べたらSnow Manのメンバーで驚いたというような声をSNSで見かけたこともあった。原作連載中のコミック誌『ビッグコミックスペリオール』は、男性のミドルエイジ周辺世代がメインの読者層のため、目黒の出世作となったドラマ『silent』(TBS系)や「第15回TAMA映画賞」で評価された映画『わたしの幸せな結婚』『月の満ち欠け』などとはまた違った視聴者に目黒蓮、そしてSnow Manをアピールする機会にもなったのではないだろうか。
『トリリオンゲーム』では、主演という大役を務めた目黒。その他の個人活動はもちろん、並行してシングルリリースに伴うSnow Manの活動や冠バラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)で未経験からダブルダッチの日本一を目指す企画に挑戦するなど、『トリリオンゲーム』撮影中はかなり多忙なスケジュールをこなしていたことが本人やメンバーの口から後日談として明かされている。そのため、メンバーが2人ずつ交代で出演しているレギュラーラジオ『不二家 presents Snow Manの素のまんま』(文化放送)やグループのYouTubeチャンネルの企画など、選抜メンバーが出演するコンテンツへの登場はここ最近ほとんどなくなっていた。目黒の活躍を喜ばしく思う一方、やはり“Snow Manの目黒蓮を観たい”という思いがファンの中で高まっていたのも事実である。
そして、“Snow Manの目黒蓮”を欲していたのは、目黒本人も同様のようだ。10月に突入してからは、『素のまんま』への2週連続出演やグループのYouTubeチャンネルの企画動画に出演するなど、これまでの空白期間を取り戻すかのようにグループのコンテンツに登場。メンバーたちと久々に個別でゆっくり話す時間を楽しんでいる。深澤辰哉、阿部亮平とそれぞれ出演した『素のまんま』ではドラマ撮影中のメンバーの差し入れエピソードから始まり、リスナーの恋バナにテンションが上がったり、『めざましテレビ』(フジテレビ系)で実現したBTS Vとの“めめテテ”対談についてうれしそうに語ったり……と、お互いに話したいこと、聞きたいことが次々と出てくるのが微笑ましかった。今回の目黒に限らずではあるが、こうしたエピソードを聞いていると、誰かの個人活動の頑張り時には他メンバーたちが裏でしっかりサポートしていることが再確認できるのもうれしいところ。ラジオを通して久々に聴く目黒の声や落ち着いた語りに、多くのファンが安心した気持ちを覚えたことだろう。