“ロックの復権”を掲げる3ピースバンドtoro、1stアルバム『TORO』リリース
toroが、1stアルバム『TORO』を本日8月26日にリリースした。
toroは、“ロックの復権”をコンセプトに活動する2023年結成の3ピースバンド。メンバーは梅田シュウヤ(Vo/ex. Winter Wakes, HIKAGE (sup))、松島早紀(Ba/ NITRODAY)、大西竜矢(Dr/ex. Ablaze In Veins)で全員1999年生まれである。同アルバムより先行リリースされた「EUPHORIA」では、バンドの方向性と意思を明確に表していた。ミディアムなグランジナンバー「どのくらい」では、退廃的なサウンドと反する希望をも感じさせる日本語のリリックが絡み合い、toroのロックにおけるスタンスを表現していた。
そのほか、終始サウンドも英詩もグループする「SELF ESTEEM」、言葉遊びがそのままオルタナの遊び心とリンクした痛快な「1999」など、アルバム収録曲はどれも耳に直撃するロックの気持ち良さに溢れている。英語と日本語がグラデーションで絡み合いながら展開する歌詞は輪郭あるtoroの意思を表現し、サウンドの醍醐味を感じさせつつ印象にもはっきり残るアルバムとなった。
なお、toroは9月16日にBearwear、downt、Jam Fuzz Kidを招いた自主企画ライブを開催する。
1st Album「TORO」 Self-Liner-Notes
1stアルバムということもあってか、なるべく人間味のあるものにしたかった。
相反するものであってもどちらが正解であるかというのはシチュエーションによって変わってしまうわけで、そもそも正解なんて主観的というか。
このアルバムは直向きにポジティブというわけでもなく、直向きにネガティブな作品というわけでもない。
理性的か野生的か、都会的か田舎的か、さらには男性的か女性的かそんなような軽率な二項対立から脱却した作品である。
梅田シュウヤ
■リリース情報
1st Album「TORO」
2023年8月26日(土)
配信リンク:https://big-up.style/SySe1AvbAA
■toro lit.link
https://lit.link/TOROTHEBAND