LIL LEAGUE、切磋琢磨してきた6人だから歌える“自分らしく進む大切さ” 2ndシングルでは楽曲との向き合い方に変化も
「『YADA』は歌い出しとのギャップがよく表れている」(難波)
――そしてカップリングには、ライブのエンディングを思わせるバラード「YADA」(Lyrics, Composed, Arrangement by FAST LANE)が収録されています。この6人でバラードを歌うのは、今回が初めてですよね?
百田:はい。僕らは声質とか歌い方のクセが一人ひとり違うので、デモをいただいた時は、みんなの個性がバラードでどう活かされるのかが楽しみでしたね。レコーディングの時も、他のメンバーが歌っているのを聴きながら、「自分はどうやって歌おう?」って考えるのが楽しかったですし。第一印象で「このパート歌いたい!」って素直に思うこともありました。
岩城:他の曲もそうなんですけど……この曲はもう、全部が聴きどころですね。今までは、ありがたいことに僕と竜大がメインボーカルだと周りのスタッフさんに言っていただいていたんですけど、今回は難ちゃんが歌い出し、その次を隼麻が歌うっていう流れで、年下の2人がメインとなって歌を引っ張ってくれているんですよ。しかも、初のミドルバラードをあえてこの2人に任せていると思うと感慨深いものがありますし、どこを切り取っても良いなって思います。
――碧空さんが歌う〈ねえ、こんなに/楽しかったのに 終わり〉という歌い出しから、すごく惹き込まれました。碧空さんにこんなことを言われたら、「よし、あと20曲くらいやろう!」って思っちゃいそう。
岩城、中村、山田、岡尾、百田:確かに!
難波:歌い出しの〈ねえ、こんなに/楽しかったのに〉まではあえて明るい感じで入って、〈終わり〉でちょっとテンション感を変えたりとか。たとえ短いフレーズでも、一つひとつの言葉にどれだけ感情を乗せられるかを意識して歌ったので、そういうところを聴いてもらえたら嬉しいですね。あと、〈だからまた今度一緒に/過ごそう絶対 Promise me〉っていう、大サビ前の落ちメロも歌わせていただいていて。「YADA」は終わることを拒む気持ちを歌った曲なんですけど、自分が歌う落ちメロでは、先の約束をする前向きな内容になっているので、歌い出しとのギャップがよく表れていると思います。
――SHOKICHIさんプロデュースの楽曲が続いていた中、「YADA」はFAST LANEさんが手掛けていますが、その違いは制作にどんな影響を与えたと思いますか?
山田:「YADA」のレコーディングのディレクションは、また別の方がしてくださったんですけど、表題曲でSHOKICHIさんが曲の意味を細かく説明してくださったのに対して、この曲は自分たちで歌詞の意味を考える機会が多かったと思いますね。「YADA」に関しては、メンバー内で「ライブの最後にふさわしい曲になったらいいね」とか「ライブの定番曲にしたいね」といった話が出ていたんですけど、それも各々が曲の意味をちゃんと汲み取って、深く理解していたからこそ出てきた言葉だったのかなって。
岡尾:後で歌割が変わったのも、きっと、そういう理由なんだろうね。
――歌割が変わった、というのは?
中村:「Higher」や「Monster」と同じく、この曲もデモをいただいた時にすでに歌割が決まっていたんですけど、後からメンバー内でも「ここはこのメンバーが歌ったほうがいいんじゃない?」って話して、歌割が変わったんですよ。
――なるほど。メンバー内で話し合って、歌詞の意味をよく理解したからこそ、「このメンバーが歌ったほうが良い味になる」と自信を持って提案できたと。
山田:そうです。表題曲のように作り手の方に話を聞いて、そのイメージを再現する力も大事だとは思うんですが、アーティストとしては、自分たちで考えて曲の理解力を高めていくことも大事なことだと思うので、これを機に、こういった曲作りも積極的に行っていけたらいいなと思っています。
――そうやって新たな表現を学んだ先に、メンバー自らが作詞作曲をする未来も待っているんでしょうね。
山田:それが理想ですね。そのためにも、まずは楽器ができたほうがいいよねってことで、“LIL LEAGUEバンド計画”が始動しました。
――冠番組『LIL LEAGUEのヴィクトリーグ!』(テレビ東京系)でも企画に密着していますが、進捗状況はいかがですか?
中村:改めて企画内容を説明すると、SHOKICHIさんから「約3カ月で課題曲を1曲仕上げましょう」っていう課題をいただいていまして。僕がエレキギター、晃大がアコースティックギター、星那がピアノ、真虎がドラム、難ちゃんがベース、隼麻がサックスを練習中なんですけど、(6月の段階では)なんとかイントロができた……? くらいの進捗状況ですね(笑)。ただ、手応えは感じているので、今のペースでそれぞれが練習を頑張れば、なんとか完成するんじゃないかなと思っています。
――楽しみにしています。では最後に、初の単独ツアー『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2023 “LIL GATEWAY”』について聞かせてください。
百田:最近、ライブに向けて打ち合わせを進めていく中で、自分がLil Friendsとして『LIL GATEWAY』に来た時の気持ちを考えて、いろいろ提案させてもらっています。この演出をライブで観られたらすごい鳥肌が立つかな……っていうアイデアが出てきていますし、「初単独ツアーで、このクオリティはすごい!」って思ってもらえるようなライブになると思います。
――言える範囲で、演出のヒントを言うとしたら?
難波:ウィーン! ってやつです。
メンバー一同:ウィーン!
――何が何だか(笑)。
山田:ですよね(笑)。でも、きっと見たら「コレか!」ってなると思うので、ぜひ会場に答え合わせをしに来てほしいですね。
岡尾:うんうん。今回新たに加わった楽曲のパフォーマンスをはじめ、いろんなものに全力で挑む『LIL GATEWAY』になると思うので、そんな僕らの姿を見に来てもらえたら嬉しいです。
中村:会場でお待ちしてます!
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<締切:8月25日(金)>
■リリース情報
2023年7月26日(水)リリース
LIL LEAGUE from EXILE TRIBE
2ndシングル『Higher / Monster』
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ダウンロード/ストリーミング
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