NiziU、最新作『COCONUT』は「夏にぴったりのアルバム」 J.Y. Parkからのアドバイスも

NiziU、J.Y. Parkからアドバイス

 NiziUが7月19日、2ndアルバム『COCONUT』をリリースした。それに伴う合同取材会が7月9日に行われ、NiziUのメンバーがアルバムへの想いや、9月に開催されるグループ初の単独スタジアム公演にかける意気込みを語った。 

 まず、2ndアルバム『COCONUT』について、リーダーのMAKOが「今回のアルバムは、誰が聴いても盛り上がって楽しめるような、夏にぴったりのアルバムになっているので、ぜひ聴いてください」とコメント。各メンバーの“推し曲”については、MAKOが「Raindrops」、RIOとMIIHIが「LOOK AT ME」、MAYAとNINAが「COCONUT」、RIKUとMAYUKAが「Love & Like」、AYAKAとRIMAが「All right」を挙げた。

 タイトル曲「COCONUT」には、総合プロデューサーのJ.Y. Parkが作詞に参加していることから、記者より「J.Y. Parkからメンバーにアドバイスは?」と質問があった。これに対しMIIHIは、「一緒に食事をさせていただいた際、〈coconut〉と〈ココな!〉という歌詞が言葉遊びとして出てくるので、『ユニークな歌詞なので、(ファンのみなさんに)そこがうまく伝わるといいね』という言葉をいただきました」とコメント。

 また、同楽曲のレコーディングやMV制作秘話について尋ねられると、AYAKAは「歌詞に無人島が出てくるので、MVでは私の個人撮影カットで無人島をイメージしたセットをつくっていただきました。(撮影が)すごく楽しかったです」と振り返った。RIKUは楽曲内で高音パートを担当していることに触れ、「どうしても挑戦してみたかったので、今回やらせてもらえることになって嬉しかったです」と、ボーカルとして高い意欲を持ちながらレコーディングに臨んだことをにじませた。

 ドラマ『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)の主題歌でもあるグループ初のラブソング「LOOK AT ME」について、歌う際に意識したポイントに関して質問されると、MAKOは「どなたが聴いても愛情が伝わるように、歌詞の意味を考えながら、一つひとつの言葉をかみしめて歌いました。ポイントの振付けも、みなさんに想いが届くように意識しながら、練習を頑張りました」と、レコーディングやパフォーマンスに向けた準備の様子を語った。

 今作の初回生産限定盤B Disc2では、メンバー全員が作詞に初挑戦したユニット曲が全4曲収録されている。そのユニット曲についても、歌詞に込めた想いや制作秘話が語られた。

NiziU

 そもそも今回、全メンバーが作詞を手がけることに決まったきっかけは、MAYAだったという。RIOは「最初に作詞をしたいと希望してくれたのがMAYAちゃんで。そこから自然と、全員でチャレンジしてみようかという流れになったので、MAYAちゃんがそうやって率先して言ってくれたのがすごく良かったなと思います」と、作詞に初挑戦することが決まった際のエピソードを明かした。

 MAKOとAYAKA、MIIHIのユニット曲「LOVE YOURSELF」については、AYAKAが「私たち3人はポジティブな性格で、曲調も明るいので、明るい歌詞を書いてみました。聴いてくださる方に、明るい気持ちになっていただけたら嬉しいです」とコメント。MIIHIも作詞中のエピソードに言及し、「曲を聴いて明るい気持ちになっていただきたかったので、目の前の筆箱に語り掛けるような気持ちで、どうすれば目の前の方を元気にできるだろうと考えながら3人で集中して作詞しました。天気を感情に見立てながらサビの歌詞を書いたので、ぜひみなさんに注目していただけたらと思います」と、筆箱を人に見立て、気持ちを込めて歌詞を書いたことを明かした。

 RIOとMAYA、RIKUのユニット曲「secret」では、3人が分担して個別に歌詞を書くスタイルで作詞を進めたという。RIOは「3人の“いいとこどり”をしながら、歌詞をつくりました」と語り、MAYAは「この曲は今までのNiziUにない、成熟した大人をイメージした楽曲で、歌詞にはWithU(NiziUのファン)に対して伝えたい気持ちをストレートに熱く書いています。良い歌詞を書けるよう夜中まで練りながらつくったので、ぜひみなさんに聴いていただきたいです」と、制作エピソードを披露した。

 MAYUKAとRIMA、NINAのユニット曲「JUMP」は、楽曲をもらった際、エネルギッシュな雰囲気からパーティーなどで盛り上がるイメージが湧いたといい、NINAが「聴いたときにすぐ覚えられるような歌詞をつくりたいなと思って。歌詞に〈JUMP〉と何回か出てくるんですけど、その歌詞のようにみなさんも一緒にはねて、最高に盛り上がって踊ってくださったら嬉しいです」と、ライブでの盛り上がりも意識した歌詞となっていることに言及。

 MAYUKAは全編英詞であることに触れながら、「この曲は題名から決まって。RIMAとNINAが英語のできる2人だったので、私も日本語の意味を確認しながら、3日くらいで書き上げました。みなさんで盛り上がれる曲になったんじゃないかなと思います」と語ると、NINAが「MAYUKAも英語で歌詞を書いてきてくれて、その歌詞が私の中でも結構お気に入りなんです。すごく楽しみながら、みんなでお菓子パーティをして歌詞を書いたり、朝早くから踊って曲を感じながら書いてみたりもして」と応答。そして、歌詞の注目ポイントについて、「もっと私のことを知ってほしい、私はスターだよという意味も込めています。私たちのことを知っていただくステップを歌詞で表現したので、英語なんですけど、調べてみたらおもしろい部分がたくさんあると思います」とコメントした。

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