得意分野を生かした個人活動も徐々に軌道に乗ってきた印象があり、3人は比較的遅咲きだったと言えるかもしれない。しかし、グループの好調ぶりと合わせてもっともいい時期に花を咲かすことができているのではないだろうか。情報・バラエティ番組への出演が増えている深澤に加え、2024年公開の映画『マッチング』に単独出演する佐久間、7月クールのドラマ『ウソ婚』（カンテレ・フジテレビ系）や舞台『DREAM BOYS』への出演が控えている渡辺と、30代で新たなステージにも足を踏み入れており、ここから3人がどのように活躍の場を広げていくのか楽しみだ。

　苦楽を共にしてきたからこそ、それぞれの現在の活躍を素直に称え喜び合う姿にファンが胸を熱くすることもしばしば。4大ドームツアーを終えた後、3人から聞こえてきたさまざまな言葉からは達成感とよりよい未来への気概が伝わってきた。ファンと交わした新たな約束に向けてグループをさらに盛り上げていってほしい。