MOONCHILD、5人で歩み始めた新たなストーリー 『iCON Z』からの飛躍的な成長を見せたデビューショーケース
5月8日、MOONCHILDがデビューEP『DELICIOUS POISON』の発売を記念して、デビューショーケースを東京・豊洲PITで開催した。
MOONCHILDは、男女総エントリー約4万8000人を記録したLDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』のガールズグループ部門の合格メンバーで結成された5人組ガールズグループ。オーディションの模様は『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(テレビ東京系)にて2022年6月から10月にかけて密着放送され、ひたむきに夢を追いかける彼女たちの姿は、多くの視聴者の心を惹きつけた。
そして今年5月3日、ØMI(三代目 J SOUL BROTHERS)とHYBE LABELS JAPANとの初共同プロデュースで、満を持してデビューを果たした。このショーケースは、彼女たちがMOONCHILDとして初めてファンの前でパフォーマンスを行う記念すべきステージである。
デビューステージの1曲目は、『DELICIOUS POISON』のリード曲でもある「Don't Blow it!」。ピンクに統一された衣装で5人が姿を現すと、会場には割れんばかりの大きな歓声と拍手が沸き起こる。登場時からすでにプロアーティストとして存在感を放っていたが、パフォーマンスが始まると、その輝きはさらに強くなった。ANRI、HANA、RUANの圧倒的な歌唱力に、UWAとMIRANOのクールなラップがスパイスとして加わり、聴く者の心を湧き立てる。オーディション時はダンス経験の浅いメンバーもいたが、このステージでは見違えるほどハイレベルなパフォーマンスを見せていた。
続く「Photogenic」では、クールな一面を強く表現。ふとした表情や指先にまで神経を行きわたらせたパフォーマンスは、デビューステージとは思えないクオリティだ。ANRIが「今日は私たちのショーケースに来てくれてありがとうございます! 楽しんでいきましょう!」と笑顔でフロアに呼びかけると、オーディエンスは大きな拍手で答える。そのまま「Skydive」へ突入。MIRANOは「みなさん一緒に手を挙げて!」と煽り、ファンを巻き込んでステージを盛り上げた。
ここで、オーディション中や韓国でのトレーニング合宿など、ここまで彼女たちが歩んできた道のりを振り返るムービーがスタート。その映像から見えたのは、彼女たちがストイックに積み重ねてきた努力の道のりだった。中には涙する場面もあったが、それ以上にメンバーやスタッフたちと笑い合う楽しそうな姿がたくさん詰まっていた。