細野晴臣 推薦! 伝説的プロデューサーの足跡描く小説『モンパルナス1934』特設サイトオープン

小説『モンパルナス1934』特設サイトオープン

 アルファレコード創立者の村井邦彦と日本経済新聞編集委員の吉田俊宏が共同執筆した小説『モンパルナス1934』(4月30日発売/株式会社blueprint)の特設サイトが、本日4月28日にオープンした。特設サイトには、村井邦彦と細野晴臣の対談、俳優・大友花恋のレビューを掲載。さらに豪華執筆陣によるレビューやコメントが随時追加される予定だ。

 『モンパルナス1934』は国際文化交流プロデューサーとして活躍した川添浩史(紫郎、1913~70)の半生を描いたヒストリカル・フィクションだ。川添は文化人が集ったサロンとして知られるレストラン「キャンティ」(東京・飯倉片町)の創業者でもある。村井と吉田は多くの資料と関係者の証言に基づき、大胆な創作を交えて壮大な物語を書き上げた。

 川添がパリのモンパルナスを拠点に活躍し始める1934年から、アヅマカブキ(日本舞踊)の一座を率いて欧米各地を回る中で梶子と出会って恋に落ち、夫婦でキャンティを開業するまでを描いている。さらに川添の没後にアルファレコードからデビューしたイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の世界進出は、川添の薫陶を受けた村井がアヅマカブキの欧米ツアーをモデルにしていたという事実もドラマチックに明かされ、日本のポップカルチャーの源流を知るうえでも貴重な読み物になっている。

 YMOの細野晴臣は、帯に「この出会いなくして、YMOの成功はなかった。キャンティは日本のカルチャーの核心だった」とコメントを寄せている。

■書籍詳細
タイトル:『モンパルナス1934』
村井邦彦 吉田俊宏 著
発売日:2023年4月30日
※発売日は地域によって異なる場合がございます。
価格:3,080円(税込価格/本体2,800円)
出版社:株式会社blueprint
判型/頁数:四六判ハードカバー/384頁
ISBN:978-4-909852-38-0

blueprint bookstore:https://blueprintbookstore.com/items/64366f9e427a88002f502e94

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