いよいよ4月に入り、新たなテレビドラマがスタートした。今期のドラマでは、グループを超えたジャニーズ同士の共演も多く、その組み合わせに注目が集まる。ここでは、4月期のドラマで注目される組み合わせを中心に、グループの垣根を超えた共演の見どころを紹介する。

　何と言っても注目度が高いのは、『だが、情熱はある』だ。かつてバラエティ番組『たりないふたり』シリーズ（ともに日本テレビ系）で共演した若林正恭（オードリー）と山里亮太（南海キャンディーズ）の半生を、髙橋海人（King & Prince）と森本慎太郎（SixTONES）が演じる。お笑い芸人として今や大活躍する若林と山里のドラマ化という点もさることながら、その芸人2人をジャニーズの人気グループ2組のメンバーが演じるというキャスティングでも、大きな注目を浴びている。髙橋と森本にとって、このドラマが役者としての新境地となることは間違いない。

　King & PrinceとSixTONESは、ジャニーズJr.時代からメンバー同士の交流が盛んなことで、ファンの間でも知られている。番組公式Instagramでも、髙橋と森本のコメントから、2人の距離感の近さが窺える。共にグループでは最年少メンバーで、一見して天真爛漫そうだが、随所に繊細さを見せる点では、非常に似ている2人とも言える。2人が演じる若林と山里の関係性にも似たところがあり、モデル同様、今後の髙橋と森本の間にもより深い交流が生まれる可能性もある。

 

 

 

 

 

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だが、情熱はある【公式】日テレ系日曜ドラマ(@daga_jyounetsu)がシェアした投稿

　人気メンバーの共演という意味では、『王様に捧ぐ薬指』（TBS系）の山田涼介（Hey! Say! JUMP）と長尾謙杜（なにわ男子）も注目だ。さらに、田仲陽成（Go!Go!kids/ジャニーズJr.）、高橋奏琉（ジャニーズJr.）という次世代のスター候補が長尾の弟役として名を連ねており、話題に事欠かない。このドラマを通じて山田と長尾の共演がどの程度見られるかは今後の展開次第だが、先日ドラマの宣伝を兼ねて揃って出演した『オールスター感謝祭』（TBS系）でも長尾が山田にツッコむシーンが見られるなど、2人の仲は深まっているようだ。

　Hey! Say! JUMPとなにわ男子と言えば、所属レーベル「J Storm」の先輩と後輩にあたる。共に、かっこよさだけでなく、かわいらしさを併せ持つジャニーズの代表格と言えるグループだろう。なにわ男子で山田に縁のあるメンバーと言えば、山田に憧れてジャニーズに応募した道枝駿佑が有名だ。長尾は、その道枝と同級生で、同じタイミングで入所したこともあり、ジャニーズJr.の頃からコンビで扱われることも多かった間柄。山田と長尾の共演が、長尾にとってだけでなく、なにわ男子にとっても刺激となるかもしれない。