なにわ男子 道枝駿佑、なぜ中国・韓国で人気? 木村拓哉ら、アジアで愛されるジャニーズたち

中国や韓国で愛される日本ドラマ、そこから人気に火がつくジャニーズタレントたち

 道枝のケースから、中国や韓国で日本のドラマが多く視聴されていることがわかる。

 特に、コミックが原作の『ごくせん』(日本テレビ系)、『ドラゴン桜』『花より男子』(ともにTBS系)は人気が高く各国でリメイク版が制作されるほどだ。また、『半沢直樹』(TBS系)や『リーガル・ハイ』、僧侶との恋愛を描いた『5→9 〜私に恋したお坊さん〜』(共にフジテレビ系)なども、ここ数年高い人気を得ているように感じる。『半沢直樹』に関しては、「社畜」という言葉が現在でも中国で定着して使われているほど、視聴者に大きな印象を与えている。

 それだけではなく中国版Instagramと言われている小紅書(RED)では、『東京ラブストーリー』(1991年)や『ロングバケーション』(1996年)(ともにフジテレビ系)など、1990年代のドラマが再び注目され、当時のレトロなファッションやヘアメイクを真似する若者もいるほどだ。

 注目すべきポイントは、これらの人気作品の多くにジャニーズタレントが出演していることだ。実は、ジャニーズタレントがドラマの影響で中国や韓国などをはじめとするアジアで人気に火がつくパターンは少なくない。代表的なのが木村拓哉や、現在は退所しているが山下智久だろう。彼らは、中国や韓国で人気も知名度も高い。

 木村に関しては、ドラマ・映画問わず出演作品のほとんどが「豆瓣(Douban)」で、7.0以上の高評価を得ており、山下に関しては出演作である『ドラゴン桜』が韓国、『プロポーズ大作戦』が韓国と中国でリメイクされている。彼らの各国での絶大な人気も、このように自身の出演作品が大ヒットしたことによる影響が大きいと言えるだろう。

 今や、中国や韓国ではアイドル文化が盛んとなり、国内のアイドルだけでエンタメを賄えるほどだ。そんな魅力的なアイドルが百花繚乱の中、日本を代表するアイドルとして、道枝をはじめとするジャニーズタレントがこれからどのようにアジアに羽ばたいていくのかは、日本国内のアイドルシーンにも影響を与えることになりそうだ。

※1:https://m.weibo.cn/p/1008087e883dd6b034613eb24ecc9d79f2c104?jumpfrom=weibocom
※2:https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2210308
※3:https://movie.douban.com/subject/35563503/

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