EBiDANメンバー紹介第2回:超特急 ユーキ、タカシ より良いパフォーマンスを追求する2人
タカシ
新メンバー加入前はグループ最年少として、メンバーからも8号車(超特急のファンの呼称)からも愛されてきたタカシ。2018年からは1人でバックボーカルを務めてきており、歌未経験からスタートしたにも関わらずメキメキと歌唱力を上げてきた。その実力は確固たるもので、ライブで約2時間半歌い続けても音源とほぼ歌声が変わることはない。それは初めて超特急のライブを見た時に、驚くポイントの一つでもある。超特急のステージは高音、低音、フェイク、何でも器用に歌えるタカシだからこそ成り立っていると言っても過言ではないだろう。それもこれも、並々ならぬ彼の努力ゆえ。そしてその努力ができるのは、繊細かつ完璧主義者な一面を持っているからである。
過去、インタビューで「『何かのライブで本領発揮できず悔しかった』というよりは『常に悔しい』といった感じ」、「自分の中では『こうしたい』というビジョンがあるのに、いざ声を出すとそれができなかったり、他のアーティストさんのいらっしゃるライブで『ボーカルの人すごいな…』と比べてしまったり」、「僕にとってのモチベーションは『悔しい思いをして、一度どん底まで落ちること』」(※1)と語っていることからもその性格がわかる。自分自身に満足していないからこそ、とどまるところを知らない歌唱力の成長に繋がっているのだろう。一方で、お菓子や猫が大好きという無邪気な一面の持ち主でもある。タカシよりも年下のメンバーが加入した今、次はどんな姿を見せてくれるのか目が離せないメンバーだ。
第1回、第2回はここまで超特急というグループを大きくしてきた5人を紹介してきた。彼らが重ねてきた努力は、我々の想像を遥かに超えるはずだ。そんな彼らのドラマを含めた超特急の軌跡、一人ひとりのキャラクターに注目することで、より一層グループを愛せるのだろう。デビュー11年目の5人に注目だ。
※1:https://fast-tokyo.com/bullet-train-takashi-magazine/
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