SUGIZO、難波章浩……普通に食べるだけではない、ラーメン好きミュージシャンの新常識 アイドルや海外勢には意外な人物も

 そしてもう1人、ラーメンに人生を捧げた男として話題になったのは、Hi-STANDARDの難波章浩。自分が育った味だという、地元・新潟のラーメン店「楽久」が閉店することを聞いた難波が、多くの人に愛された新潟の大切な味を守りたいと「僕でよければこの楽久の味を守らせていただけませんか」と自ら味を引き継ぐことを決意。プロジェクトを立ち上げて新たな仲間を募集した。「楽久」の店主から「店名は変えてほしい」と言われていたそうだが、悩んだ末に「新潟ラーメン なみ福」に決定し、海を一望できる新たな物件を見つけ、クラウドファンディングで改修費を募るなど、紆余曲折を経ながら2022年9月28日にオープン。交流のあるバンドマンも多く店を訪れるなど、ロックファンの間でも話題の店となっている。この模様は2022年12月12日放送の『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系)でも取り上げられたが、“ミュージシャンが美味しいラーメン店を作る”のではなく、育った味を引き継ぐためという、「蒙古タンメン中本」の復活劇を彷彿とさせるような物語がここにある。まさに人生をかけた究極のラーメン道だ。

Indeed Documentary | 難波章浩さん(Hi-STANDARD / NAMBA69)が始める、新たな挑戦。
ハイスタ難波さんのラーメン屋"なみ福"に行ってみた

 ラーメンに対するこだわりや愛が、どのミュージシャンも個性的で、どこか音楽に対する姿勢や生き様と重なっているから面白い。逆にあまり曲を聴いたことがないというアーティストでも、その人が薦めるラーメンの趣味が同じなら、音楽も意外とハマるかもしれない。「天下一品」が好きな人は、ぜひSUGIZOの音楽も聴いてみることをオススメする。

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