昨年から『よんチャンTV』（毎日放送）に金曜レギュラー（月2回）として出演しているジャニーズWESTの中間。メンバーの桐山照史と共に2018年から木曜パーソナリティを担当する『ジャニーズWEST 桐山照史と中間淳太のレコメン！』（文化放送）も7年目に突入するなどグループの冠番組と並行しながら、息の長い活動を続ける。また、単独で連載を持つ『Oggi』の「中間地点。」では、毎号ファンのハートを射抜くような構成で魅了。アイドルとしてバラエティや情報番組ともまた違う表情をみせており、彼の引き出しの多さを印象づけている。

　King & Princeの永瀬と髙橋は、共にドラマ主演を務めた。永瀬は7月期放送の『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』（日本テレビ系）でクローン高校生の織田信長役を熱演。関西ジャニーズJr.時代からの盟友、なにわ男子の西畑大吾との共演を果たしたことでも話題を集めた。単独ラジオ番組を持つ永瀬は、番組でも西畑との共演を喜んだほか、9月には西畑をゲストに招くなど、初のラジオ共演も実現。永瀬は「改めてこういう機会が与えられると照れるもんですね」と語っていたのも印象的だ。

　髙橋海人は4月期放送のドラマ『未来への10カウント』（テレビ朝日系）に出演。木村拓哉との共演が話題を集めたほか、神宮寺勇太と共に木村のラジオ番組『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』（TOKYO FM）にゲスト出演した。10月期には初のラブコメドラマ『ボーイフレンド降臨！』（テレビ朝日系）で主演を務めるなど、俳優としての活躍が目立った一年だった。また得意とするダンスにも積極的で、1月にはYouTubeチャンネル『+81 DANCE STUDIO』 で、SMAP「SHAKE」の振り付けを担当。Travis Japanと共に楽しそうに、気持ち良さそうに踊る姿に、改めて髙橋のダンススキルの高さと熱量を再認識したファンも多かったのではないだろうか。グループとしては大きな決断をした彼ら。2023年はより一層特別な一年となりそうだ。

　2021年10月にデビューを果たしたばかりのTravis Japan・松田元太。1月放送の『連続ドラマW だから殺せなかった』（WOWOW）に出演したほか、2月公開の『君が落とした青空』では映画初出演を飾った。さらにメンバーの松倉海斗と、はごろもフーズ『朝からフルーツ』の広告キャラクターに就任。Hey! Say! JUMP・山田涼介と共に「サーティーワン アイスクリーム」のCMにも出演した。グループとしては7月の『America's Got Talent』出演を経てデビューを掴み取り、帰国後に松田は『人志松本の酒のツマミになる話』（フジテレビ系）や『踊る！さんま御殿!!』（日本テレビ系）などのバラエティで芸人と共演。留学時のエピソードトークなどでしっかりと爪痕を残している。2023年はグループとしても個人としてもますます活躍の場を広げていくだろう。

　さて、カウントダウンコンサートに向けた事前番組では、国分と井ノ原が揃って登場し、年男企画について振り返っていた。国分が「ジャニーズならでは」と話せば、井ノ原も「あれをやると一回り上の先輩とちょっと仲良くなれるから嬉しかった」と語るなど、出演アイドルにとっても特別な機会になっているようだ。同企画を皮切りに、2023年は年男メンバーが活躍していくに違いない。