LE SSERAFIM KAZUHAが考える、ガールズグループが持つ力 「自分にとっての一番の味方は自分自身」

 2022年5月にデビューを果たし、『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)にも初出場したLE SSERAFIM。2023年1月には「FEARLESS -Japanese ver.-」で日本デビューも控えている。HYBEとその傘下のSOURCE MUSICから初のガールズグループのデビューということもあり、当初から一人ずつ公開されるメンバーに多くの注目が集まった。中でも話題になったのはKAZUHAの存在だろう。ティザー映像では3歳から習っている美しいバレエを披露し、オランダへバレエ留学を経験しているKAZUHAは、芸能事務所の練習生として長期間トレーニングを積みながらデビューを目指すことが一般的なK-POPシーンでは珍しいバックボーンを持つ。

 リアルサウンドでは、特集企画「世界中を虜にするガールズグループのパワー」を展開中。その一環として、バレリーナを目指して本格的なトレーニングを重ねてきたKAZUHAがガールズグループのどこに魅力を感じてそのメンバーを目指すことになったのか、LE SSERAFIMとして第一線で活躍するKAZUHAが考える「ガールズグループのパワー」についてメールインタビューを企画した。(編集部)

日々努力する女の子達の姿はとても強くてかっこいい

ーー長年バレエのレッスンを受け、様々な大会で好成績を収めていたKAZUHAさん。2021年にオーディションに合格され、現在の活動に至りましたが、ガールズグループに興味を持ったきっかけは?

KAZUHA:中学生の頃、BLACKPINK先輩のミュージックビデオを見たのをきっかけに、初めてK-POPを知りました。ガールズクラッシュという言葉の通り、パワフルに自分を表現する姿がとてもかっこよく、こんな世界もあるんだと衝撃を受けたのを覚えています。もともと舞台や音楽がとても好きだったので、映像を見ているうちにパフォーマンスの魅力にも引き込まれました。

ーーKAZUHAさんが所属するLE SSERAFIMはじめ、現在様々なガールズグループが世界的に活躍しています。KAZUHAさんが考えるガールズグループの魅力を教えてください。

KAZUHA:グループごとにいろいろなカラーがあり、それぞれのカラーがパフォーマンスにも活かされているのが、魅力だと思います。私にとってもそうだったように、良いパフォーマンスを披露するために日々努力する女の子達の姿はとても強くてかっこよく、自分のモチベーションを上げてくれる存在でもあると思います。

 また、アイドルといえば、完成された「完璧な姿」のイメージもありますが、メンバー同士でいる時の普段の様子やお茶目な部分など飾らない姿が、なんだか友達のような親近感がもてるのも魅力だと思います。

ーーLE SSERAFIMというグループの一員として、KAZUHAさんが目指しているアーティスト像はありますか?

KAZUHA:LE SSERAFIMとしてデビューしたことは、私の人生においての大きな挑戦の始まりでした。活動を通して、今までしたことのない新しい経験をたくさんさせていただいているので、これから先、様々な経験を通して進化し続けるアーティストになりたいです。また、そんな自分の姿を通して誰かに勇気や、いい影響を与えられるような存在になりたいです。

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