GENERATIONS、“10周年への感謝と自信”で熱く盛り上げたツアーファイナル ニューアルバム&新ツアーへの意気込みも

 デビュー10周年を迎えたGENERATIONS from EXILE TRIBEが、12月14日と15日、さいたまスーパーアリーナで『GENERATIONS LIVE TOUR 2022 “WONDER SQUARE” THE FINAL ~Christmas Special~』を開催した。本稿では15日の公演をレポートする。

 オープニングムービーに続いてステージに登場したGENERATIONSの7人。「今日は最高の夜にしていきましょう!」という数原龍友の第一声をきっかけに、ライブは晴れやかなムードを放つ「新しい世界」で幕を開けた。個性を活かしたパフォーマンスでがっつり盛り上げる「Unchained World」、アクロバティックなダンスで魅了した「PIERROT」と続き、ダンサーとともに花道までフルに使っての「RUN THIS TOWN」では7人それぞれの表情とダンスで客席を魅了していく。「ぜひ僕たちからのクリスマスプレゼントを受け取ってください」と贈られた楽曲は、EXILEの「I Believe」。メンバーそれぞれが、客席に向かって視線や笑顔を投げかけながら会場をひとつにしていった。

 次のセクションでは、クラシカルなスタイルながらチェック柄でモダンに仕上げたスーツ姿で登場。愛嬌たっぷりの車“GENERATIONS号”に乗って花道を進んだ「ヒラヒラ」では、ダンサーと共にエネルギッシュなストンプを繰り広げるなど見どころ満載の仕上がりに。傘を使ったパフォーマンスが美しい「雨のち晴れ」、パフォーマーのしなやかなダンスと共にしっとり歌い上げた「Love You More」に続き、DREAMERS(ファンの呼称)と一緒に作り上げてきたここまでの道のりを笑顔で振り返るように「Always with you」を届けた。

 数原と片寄涼太が吊るされた白いガイコツマイクを手に甘い歌声を重ね、関口メンディーがスムースなラップを披露した「Lonely」、そして最新曲「愛傷」をじっくり届けた後は、ツリーやリース、暖炉などクリスマスのアイテムが会場を彩るインタールードへ。真っ赤な絨毯が敷き詰められた花道がクリスマスムードを高める中、白いコートに身を包んだメンバーがプレゼントを抱えて登場。「One in a Million -奇跡の夜に-」では白濱亜嵐がバックハグをしたり、ラストの〈Kissをしよう〉のフレーズで片寄涼太が女性ダンサーと2人で真っ赤な傘に隠れるなどの演出も飛び出した。その後はEXILEの名バラード「Lovers Again」、GENERATIONS初のバラードシングル曲である「涙」をクリスマスの演出で届ける。数原と片寄が丁寧に歌い上げたEXILEのカバー「Angel」もこの季節にぴったりのナンバーだ。

 次のコーナーが始まり、ステージ中央に迫り上がってきたのはコの字に配置されたDJブース。EXILE MAKIDALとDJ DARUMA、そして白濱の3人によるPKCZ®の登場だ。白濱がボーカルを取る「T.O.K.Y.O.」はお祭り騒ぎでクリスマス気分を盛り上げ、そこから全員揃っての「My Turn feat. JP THE WAVY」、お馴染みのポーズを一緒に楽しんだ「Y.M.C.A.」とテンションの高い楽曲が続いていく。高まりきった会場の熱をさらなる興奮と笑顔で包み込んだのは「チカラノカギリ」。この曲に関して白濱は、ライブ前の取材で「チーム一丸となって“1番”になりたいという明確な目標に向かって全力で打ち込むことができた曲。絆、結束力、チーム力が強まった」と語っていたが、その言葉通りの晴れやかな表情で、明日への、そしてこの先の未来への希望を感じさせるようなパフォーマンスを展開した。輪になって肩を組み、弾けるように飛び出していった7人の姿も印象的だった「Evergreen」を歌い終え、本編は7人とDREAMERS全員の想いを重ねた「Love is ?」で幕を閉じた。

 あっという間に迎えたアンコール。サンタクロースの姿で水を飲んだりスマホをいじったりする舞台裏のメンバーが映し出されると、それぞれの名前がアナウンスされる中、再びステージに登場してきた7人。ステージ上のカメラにアピールしながら賑やかにパフォーマンスした「PARTY7 〜GENEjaNIGHT〜」、そしてファンへのサプライズプレゼントも飛び出した「LAST CHRISTMAS」は、やはりこの季節に欠かせない定番曲だ。

 ここまでどっぷりとクリスマス気分に浸っていたアンコールだったが、この日はツアーの最終日ということで、なんとここからの模様をGENERATIONS公式YouTubeチャンネル、EXILE TRIBE公式LINE、avex公式LINEで急きょ生配信することがアナウンスされた。客席のファンは撮影もOKということで大いにざわめく中、記者会見という形をとりながら10周年イヤーを盛り上げる2つのニュースが発表された。

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