8LOOMメンバー分析 第7回:小野寺宝=山下幸輝、高いダンススキルと弾ける笑顔で心を掴む真面目なリーダー
ドラマ『君の花になる』(TBS系)がついに最終章に突入する。年末までのラストスパートから目が離せない。さらに、ドラマ外での8LOOMの活動も佳境に入っている。12月7日には放送期間中にリリースされる最後の楽曲、5thシングル「Forever or Never」が配信。さらに、8LOOMに会えるラストチャンスとなる『君の花になる “Thank You 8LOOMY” FAN MEETING』が、12月21日〜27日に開催されることも決定している。8LOOMの勢いはまだまだ止まりそうにない。これまで紹介してきたメンバー分析も今回がラスト。最後は、山下幸輝が演じる小野寺宝(通称:タカラ)に注目してみたい。
タカラは、細かな気遣いができるグループの弟組で、年上メンバーたちの世話を焼く場面もしばしば。例えば、第1話であす花(本田翼)に初めて会った時も、思い思いに洗濯物を出すメンバーに「ちゃんとカゴ入れなあかんって」とカゴにまとめてあげるというシーンがあった。そんな気遣いをしつつも、唯一の関西弁キャラとしてグループを明るく盛り上げてもいる。そういった性格からか、第2話では弾(高橋文哉)から8LOOMのリーダーを受け継ぐことに。グループの中でも常識人で真面目なところがあり、リーダーにはうってつけといったところだろう。リーダーという役割に対しても真面目に取り組もうとしている姿が描かれており、5話ではメンバー一人ひとりの良いところをノートに書き出すという取り組みをしていたことが明らかになっていた。加えて自分の良いところをノートに書くためにもダンスパートをやりたいと挙手する積極性も見せる。だが、無理な練習を重ねたため大切なライブの前日に靭帯を損傷してしまったのである。いつも明るく元気なタカラだが、やるせなさから自分を責めるようなことを言ったり、リュウセイ(森愁斗)にちょっとした嫌味を言ってしまったり。しかし、最後には再び前を向く強さを見せていた。人間味が感じられるネガティブな一面を見せつつも気持ちを切り替え、前向きになれるところもタカラの魅力の一つだろう。